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令和 4年総務常任委員会( 3月15日)

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  1. 明石市議会 2022-03-15
    令和 4年総務常任委員会( 3月15日)


    取得元: 明石市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-29
    令和 4年総務常任委員会( 3月15日)                           総務常任委員会記録                         令和4年3月15日(火)                         於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   灰野修平委員長              吉田秀夫副委員長   森勝子委員     楠本美紀委員     穐原成人委員   梅田宏希委員    出雲晶三委員 〇欠席委員   なし 〇出席説明員   泉市長  宮脇副市長  木下理事(総合安全対策担当)  藤本代表監査委員   横田政策局長  高橋政策部長  吉田広報部長  小柳プロジェクト部長   箕作ジェンダー平等推進部長  島瀬総務局長  松岡総合安全対策部長   箕作財務部長  上園消防局長  前田監査事務局長   今井選挙管理委員会事務局長  久保田会計管理者   ほか所管各局の室長・次長・課長
    〇議事  (1) 総務局(総合安全対策室)、消防局関係   ① 付託された議案の審査      議案(1件)      議案第27号 令和4年度明石市一般会計予算分割付託分・・・・・・ 3   ② その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12  (2) 総務局(総務管理室、職員室、財務室、税務室)、公平委員会、会計室、      監査委員、選挙管理委員会関係   ① 付託された議案の審査      議案(2件)      議案第27号 令和4年度明石市一般会計予算分割付託分・・・・・・12      議案第30号 令和4年度明石市財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・22   ②その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23  (3) 政策局関係   ① 付託された議案の審査      議案(1件)      議案第27号 令和4年度明石市一般会計予算分割付託分・・・・・・28   ②その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60                           午前9時58分 開会 ○灰野修平委員長  おはようございます。ただいまから、総務常任委員会を開会します。  議事に入ります。総務局(総合安全対策室)、消防局関係です。  付託された議案の審査に入ります。  当初予算議案について質疑をする際には、議案書のページ番号を告げてからお願いします。また、予算事業説明シートを用いて質疑をする際にも、ページ番号を告げてください。細かい数値の確認や予算に関連しないことは、別の機会にお願いします。  議案は1件です。議案第27号、令和4年度明石市一般会計予算分割付託分〕を議題に供します。  説明は前回終わっているため、これより質疑に入ります。  採決は、最後の入替え後の同項で行います。総務管理費は資料の黄色の範囲内で質疑を行ってください。  それでは、御質疑、御意見はございますか。  出雲委員。 ○出雲晶三委員  議案書、一般の185ページ、予算事業説明シートは44ページの災害対策一般事務事業について、合計で、令和3年度の3,178万円から来年度は4,557万円に上がっていると。ほんで、委託料でハザードマップ改訂ということで了解できるんですけれども、備品購入費が700万円から300万円に減っている。今まで本会議でもテントの購入とか、いろいろ質問がありました。災害時に役立つプラグインハイブリッド車の市民への啓発として、プラグインハイブリッド車だったら災害時の停電にも対応できるということで、ええなということで本会議で質問したんです。この辺の備品購入費を、ちょっとお聞かせ願えますでしょうか。 ○灰野修平委員長  池田地域防災担当課長。 ○池田地域防災担当課長  地域防災担当課長の池田でございます。  災害対策一般事務事業備品購入費に関しまして、700万円から300万円に減っているということでございますけれども、こちらは、スマートフォンの購入が落ち着きましたので、来年度につきましては400万円の減になっておるところでございます。  先ほど御紹介のありましたプラグインハイブリッド車の件でございますけれども、災害時におきまして、長期停電に備えて電力の確保は非常に重要であると認識しております。公用車をプラグインハイブリッド車に置き換えていくというのは非常に難しいかと思いますので、本市としましては、昨年7月にトヨタグループと協定を結び、非常時にはトヨタグループからプラグインハイブリッド車等を避難所に配置していただくような協定を結んだところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  トヨタグループとの協定については聞いておりますし、ええことやなと思っておりますけれども、私はそういう話を聞いて、次に車を買うときはプラグインハイブリッド車を買おうかなと思っとるんです。そういうふうに思う人間がおるから、何かのPRをしてもらいたいなということですから、その辺りよろしくお願いいたします。  続けて、同じ災害対策一般事務事業の件で、東日本大震災から11年たったということで報じられとるんですけど、阪神淡路大震災からは27年たったわけなんですけど、いつ起きてもおかしくないと言われる南海トラフ地震に対しての市の体制とか、職員の気構え、これはどうかなという。阪神淡路大震災のときに対応した職員も多くは定年退職されているし、現職でいらっしゃる方も少なくなってきております。例えば、副市長、27年前の地震のときは管理職じゃなかったかもしれんけど、震災で活動されていたかと思うんで、その経験を今の若い職員や新人職員に十分に知らせていっていただきたいと思うんですが、その辺の対応はいかがですか。 ○灰野修平委員長  池田地域防災担当課長。 ○池田地域防災担当課長  地域防災担当課長の池田でございます。  委員おっしゃるとおり、平成7年の兵庫県南部地震当時の災害業務を経験しました職員につきましては、年々減っておりまして、現在は恐らく4分の1程度かと思っております。そのため、研修や訓練は非常に重要であると認識しておりまして、総合安全対策室でも、1月から3月を中心に様々な研修や訓練を実施しております。  今年度につきましては、宮城県気仙沼市から職員をお招きしまして、東日本大震災の経験を語っていただいたところでございます。また、他市で災害が起きた際に、明石市から職員を派遣するなど、災害に対する備えを今後とも十分備えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  それらのことでいろいろと研修や訓練もやっていただきたいんですけど、やはり災害に関しての手助けいうんですか、職員の仕事というのは、実際に現地へ行って活動をするということは大事やと思う。東日本大震災のときは、もう毎月のように明石市の職員も行かれとったと思うんですよ。最近では、熊本とか岡山で水害や土砂崩れがありました。コロナの影響もあるとは思いますけれども、実際にその現場へ行くということが職員の本当の教育になるんじゃないかなと。災害に対する、防災に対する、また、市民にどう手助けするかということを分かってくれるやろう思うんです。  そのようなことを十分に踏まえて、被災地への派遣ということをしていただきたいと思うんですけれども、副市長、いかがですか。 ○灰野修平委員長  島瀬総務局長。 ○島瀬総務局長  総務局長の島瀬でございます。  委員から御発言ありましたとおり、現場での経験というのは非常に大事だと思っております。東日本大震災、あるいは熊本、少し古い話になりますけれども、淡路島での台風の被害等、こういったところに職員の派遣をさせていただいております。派遣につきましては、基本は国及び県からの要請に応じて調整をさせていただいて、派遣をさせていただいております。派遣をした職員につきましては、その後、研修の報告もしていただいております。非常に貴重な経験だと思いますので、全国的に災害がないのが一番いいのかと思うんですけれども、そういった機会があれば、市としてもできる限り人の調整をして派遣をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  先ほど委員言われましたけど、阪神淡路大震災のとき私も一担当者でございました。早朝に地震があって出勤してきたとき、まだ数人しか出てこず、真っ暗な庁舎に集まって、どないしよう言うてぼーっとするしかなかったのを本当に覚えております。あのときは本当に未曽有の災害でありまして、準備も十分でなかった点は否めないと考えております。  今後こうしたことがないよう、まさに出雲委員おっしゃったように、日頃からの訓練もですし、職員の意識づけも大事だと思います。そして、現場での経験、先ほど局長から説明もありましたけど、被災自治体の支援ももちろんですが、現場で職員がそういう貴重な経験をさせていただくことも大事ですので、防災関係につきまして、東日本大震災の報道も改めてされておりますが、本当に市役所職員が公務員として市民のために、私を一旦置いて奮闘せねばなりませんので、その意識づけ、研修、体験、技術、防災能力の向上については不断の努力をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  副市長、局長が言われるように、頑張っていただきたいと思いますんで、市民のために取り組んでいただきたいと思います。  よろしくお願いしまして、質問を終わります。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  議案書、一般の93ページの国民保護事務事業しかないかなと思ってお聞きするんですけど、ウクライナにロシアが武力侵攻して、250万人とも、それ以上とも言われていますけど、難民が発生して、岸田総理自身も日本も難民を受入れをすると、このように言っています。都道府県、また、市町でも受入れをするという表明をしているところも出てきていますので、国民保護法は国民のことですけど、明石市として緊急事態のときの難民受入れについて、どのような考え方というか、見解を持っているかというのをお聞きしたいなと思います。総合安全対策室しかないかなと思ったので、ここで聞くのですが。 ○灰野修平委員長  木下理事。 ○木下理事(総合安全対策担当)  総合安全対策担当理事の木下でございます。  難民の受入れ、これは国家が判断することではあるんですが、ウクライナの国民の方々を受け入れるという、国家としての意思決定がございますので、後はどこがそれを担当するかということですが、個人的には、市としても受け入れるべきだと思ってはおりますが、それは私が判断できることではないんですけれども、人道的には受け入れられる能力を持っているところが受け入れると。ウクライナの国民の方が、日本に在住しているウクライナの方といろいろコンタクトを取っているということは確認しておりますが、そのときに、例えばいつまで日本が受け入れてくれるのかとか、どういう働き口があるのかとか、どういう支援体制が受けられるのかとか、そういう細かい質問が結構来ておりますので、そういったことに対して対応できるといったところが大事かなと思います。  明石市はそういうことに対応できる体力は十分にあると思いますので、何らかの形で支援できるところはしていくべきかなとは思いますが、これは、個人的に答えているところなんですが、市の中でもどのような形で支援できるかといったことについては考えるべきかなと思います。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  仮定の話というよりも、ヨーロッパの国々ももう限界で、もっと拡大するというような話も出てきていますんで、非現実的な話じゃなくて、現実にそういうものが出てきそうですので、表明している市町もありますんで、明石市で公営住宅だとか、それから受け入れる体制みたいなものが、そろそろ現実味を帯びてきていますので、明石市としてどうするかということも、何人ぐらい受入れできるのかとかいうようなことも検討していく段階に来たのかなと思います。意見として申し上げますが、明石市の態度の表明が要るかなと思います。  次に、93ページの地域防犯事務事業なんですけども、市の管理施設等への防犯カメラの設置として、20台を来年度の予定としておりますが、これについていかがでしょうか。 ○灰野修平委員長  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  安全管理担当課長の上田でございます。  市の防犯カメラ設置につきましては、現在73台ですが、20台を5年間という計画で100台規模で運営していきたいと思っております。令和4年度は20台をネットワーク化をしていきたいと考えております。ネットワーク化によって、緊急事案に対してより迅速な対応をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  それでは、予算事業説明シートの44ページ、災害対策一般事務事業について伺います。  事業内容の③食糧の備蓄ですけども、備蓄入替えを行う。また、その他の備蓄物資についても適宜見直しを行い、充実を図るとあります。予算も110万円ほど増えておるということですけれども、具体的にどのようなものを充実させるのか、お聞かせください。 ○灰野修平委員長  池田地域防災担当課長。 ○池田地域防災担当課長  地域防災担当課長の池田でございます。  御質問の件でございますけれども、来年度の需用費が110万円ほど増えている件につきましては、IP無線機に係る通信アプリの使用料を役務費から需用費に移したものでございまして、備蓄品購入にかかる予算については、今年度と同様の水準でございます。  そのような中で、どのような備蓄品をどのように充実していくのかというのが非常に課題となるわけなんですけれども、食糧に関しましては、現在、パン、お米、いずれも5年の保存期限になっております。したがって、毎年、5分の1ずつの入替えが必要になるわけなんですけれども、やはり技術も進歩しておりますので、より長期によりおいしく保存できるもの、そういった視点から来年度は見直しをしてまいりたいと考えております。また、食糧以外の備蓄品につきましては、コロナ対策ということもございますので、間仕切りテント簡易ベッド等を中心にさらに充実してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  備蓄品の充実ということで、先ほどおっしゃっていたような食糧の備蓄にしても、それを食べられる人、食べられない人、子供さんであったり、お年寄りであったりということで、たくさんの想定が必要だと思いますので、しっかり協議をしながら進めていってほしいなと思います。女性視点の防災、そういう関係部署もできましたということなので、しっかり連携を取りながら取り組んでいってほしいなと思います。  次に、同じページの要配慮者緊急時情報伝達システムの導入についてです。災害時に情報収集の困難な要配慮者に対して、避難情報等を電話により伝達するというふうにあります。システムを今年度につくるということやったんですけども、そのシステムとはどういうものでしょうか。 ○灰野修平委員長  池田地域防災担当課長。 ○池田地域防災担当課長  地域防災担当課長でございます。  こちらのシステムにつきましては、大雨や台風時におきまして、明石市から発令される避難情報について、ホームページ、スマートフォンやテレビ等により御自身で情報取得ができない方のためのサービスでございまして、あらかじめこのシステムに電話番号を登録していただきますと、いざという際には、明石市から登録された電話番号に自動音声にて避難情報をお知らせするというものでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  自動音声による架電があるということですね。昨年のこの委員会やったと思うんですけど、明石川流域の人で対象者が1,800人ぐらいということで、希望を聞くと聞いていましたけれども、希望者はどれほどになっているんでしょうか。 ○灰野修平委員長  池田地域防災担当課長。 ○池田地域防災担当課長  地域防災担当課長でございます。  今年度から執行を始めておりまして、まずは避難行動要支援者名簿に載っている方のうち、明石川流域にお住まいの方約1,500名に御案内をお送りしましたところ、約400名の方から希望がありまして、現在登録を済ませ、7月にテスト通信を行ったところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  希望者が400名ということですね。例えば自動音声で電話がかかってきます、この400名の方に一斉に届くということですか。時間的なロスがなく、届くということでよろしいですか。 ○灰野修平委員長  池田地域防災担当課長。 ○池田地域防災担当課長  地域防災担当課長でございます。
     今回導入しましたシステムにつきましては、1回当たり500件まで同時に通信できるようになっておりまして、おおむね400件ですと5分程度で送れるような仕様になっております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  消防局の関係ですけども、議案書、一般の183ページ、予算事業説明シートでは773ページの通信施設整備事業ですが、10年たって老朽化したということで、これを継続運用するのは市民生活に多大な影響を及ぼす可能性があるということで、1,300万円かけて更新ということで、全部を入れ替えるのには1,300万円で足りるのかなと思うんですけど、更新した場合にどのような効果があるのですか。 ○灰野修平委員長  足立情報指令課長。 ○足立情報指令課長  情報指令課長の足立でございます。  委員質問の件ですが、来年度の1,300万円に関しましては、実施設計の金額でございます。  導入に関しましては、前回を例に取りますと、約15億円のシステムになる計算でございます。現段階では、まだ積算、設計の段階ですので、次期システムに関する金額はまだ分かりませんが、15億円から20億円の間の整備費用となると思われます。  効果につきましては、システム化されてからもう十数年たちますので、基本的な機能としてはもう出尽くした感がありまして、119番入電すれば災害の発信場所等を検知しまして自動的に必要な台数を出動させるということで、その辺の機能に変わりはございません。後は、財政的なことを考えまして、映像等災害の状況把握等ができるようなシステムを導入していきたいと考えておりますが、その辺は、また設計の中でいろいろ検討しながらやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市民の命と財産を守る本当に大事な仕事をされていますので、敬意と感謝申し上げます。さらに迅速な安全対策ができるように充実するということですので、15億円以上かかるということですので、今後、実施設計からまだ時間かかると思いますけど、頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  予算事業説明シートの764ページの救急高度化事業です。  新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事業見直しによる経費削減とあります。この事業の見直しというのは、具体的にどのようなものでしょうか。 ○灰野修平委員長  木村医療連携担当課長。 ○木村医療連携担当課長  医療連携担当課長の木村でございます。  先ほどの委員の御質問にお答えさせていただきます。新規救命士養成の際、兵庫県救命士養成所への入校時に、集団生活による感染リスクを避けるために、入寮を取りやめ通学にしたことや、感染防止のクリーニング料金をコロナ禍における過去の実績を基に減額したこと、各種会議やシンポジウム等への参加についても、コロナ禍でウェブ形式による開催が広まっておりますことから、これらにかかる経費、旅費等について見直しを図っております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  宿泊から通学に変更したということですけども、新規救命士認定救命士の方たちの養成というのは計画どおりに進んでおるんでしょうか。 ○灰野修平委員長  木村医療連携担当課長。 ○木村医療連携担当課長  医療連携担当課長でございます。  先ほどの御質問にお答えします。新規救命士認定救命士の養成につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により、実習先の医療機関の受入れが一時中断される時期がございましたけれども、当初の計画どおり新規救命士3名、認定救命士16名、指導救命士1名の養成を行っております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  計画どおり養成されているということで安心しました。  また、救急車に常時2人以上の救命士を乗務させることについても、昨年の委員会の中では、まだ達成できていないという話でしたけれども、この分につきましては、いかがでしょうか。 ○灰野修平委員長  木村医療連携担当課長。 ○木村医療連携担当課長  医療連携担当課長でございます。  先ほどの御質問にお答えさせていただきます。国が定める消防力の整備指針におきましては、救急隊員の3名のうち1人以上の救急救命士の乗車が求められております。しかし、迅速な救急活動を展開するためには、より高い目標を掲げて取り組んでおります。令和3年中は、出動した救急事案において、およそ97%の割合で2名以上の救命士が乗務している状況でございます。  今後も目標達成に向け、救命士の養成を継続して進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  目標も国の基準といいますか、それよりも高いところで設定をして、それに向けて頑張っていくということなんで、引き続きよろしくお願いいたします。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  なければ、質疑を終結いたします。  次に移ります。  その他の項ですが、事前に申出を受けておりませんので、これを終結いたします。  委員会の途中ではございますが、年度末でございますので、委員長の私から一言御挨拶申し上げます。  総務局(総合安全対策室)、消防局の皆様におかれましては、この1年間総務常任委員会の運営に対しまして、御理解と慎重な審査に御協力を賜りまして誠にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。  また、本年度をもちまして退職をされる方がいらっしゃるとお聞きしております。長年にわたりまして市政の発展、市民生活の向上に御尽力を頂きましたことに、心から感謝とお礼を申し上げます。本当にお疲れさまでした。今後の御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして、簡単でございますが御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  それでは、理事者入替えのため暫時休憩いたします。  再開は午前10時45分といたします。                               午前10時30分 休憩                           ───────────────                               午前10時45分 再開 ○灰野修平委員長  それでは、総務常任委員会を再開します。  総務局(総務管理室、職員室、財務室、税務室)、公平委員会、会計室、監査委員、選挙管理委員会関係です。  付託された議案の審査に入ります。  議案は2件です。議案第27号、令和4年度明石市一般会計予算分割付託分〕を議題に供します。  説明は前回終わっているため、これより質疑に入ります。  採決は入替え後の同項で行います。総務管理費は、資料の赤色の範囲内で質疑を行ってください。  それでは、御質疑、御意見はございますか。  出雲委員。 ○出雲晶三委員  議案書、一般の93ページ、予算事業説明シートの92ページの車両管理事業です。備品購入費で公用車更新費用で軽四4台分、520万円が上がっているんですね。4台分だから1台130万円ですか、ちょっと高いなと。カーナビとかいろいろつけるからというようなことを聞きましたけれども、いっそのこと高くするんやったら高くするで、排ガス、CО2の関係で、電気自動車、ハイブリッド車、先ほどもプラグインハイブリッドのことを言いましたが、そういうのを買うたらどうかなと思うんですが、予算組みしているのに今さらそれはいきません。将来的に、EV、電気自動車には多分補助金もあるんやろうと思うんですけども、一般に買うときは、電気自動車を買うときは補助金もあるというようなことを聞きましたけれども、公には補助金がないのかどうか分かりませんが、将来的に電気自動車を買うたらどうかな。  といいますのも、市長部局で約90台ですか、普通車10台、バス2台、軽四が79台とか、それから、環境室やら水道局を入れたらかなりの台数がある、百何十台という車があるかと思うんですが、それが電気自動車に次々変わっていくということになってきたら、環境にも優しくなるんじゃないかなと思うんですが、環境室やからいうことで、EV車は高いけど買うてもらいたいと聞きましたけども、その辺の将来的な考えはいかがでしょうか。 ○灰野修平委員長  難波管財担当課長。 ○難波管財担当課長  管財担当課長の難波でございます。  ただいまの出雲委員の御質問にお答えさせていただきます。現在の市長部局におけるハイブリッド車というのは合計8台ございますが、その中にプラグインハイブリッド車は現在ございません。電気自動車に関しましては、環境室のほうで1台軽貨物車がございます。  委員おっしゃられましたように、プラグインハイブリッド車もしくは電気自動車につきましては、いわゆる補助というのがございますが、来年度以降の補助の状況を見ながら、今後、採用も検討したいと考えております。  以上でございます ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  検討してください。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  議案書、一般の93ページ、予算事業説明シートの70ページですが、財政健全化推進事業について見解をお聞きしたいなと思います。事業の目的・目標を見ますと、本市財政について、歳入確保及び歳出削減の取組を進め、将来にわたって持続可能な健全な財政構造の構築を図ると、このようにあります。まさに入るを量りて出ずるを為すという行財政の鉄則でありましょうが、そこでお聞きしますが、このたびの市役所新庁舎建設事業について、国の市町村役場機能緊急保全事業の申請をしております。この事業の期限が、基本設計で令和4年度中、実施設計で令和5年度中といよいよぎりぎりまで来て、4年度には基本設計をしていかなければならないというところですが、令和5年度までに実施設計ができそうにないような状態になっております。  これが使えないと、新庁舎建設の交付金28億円が入らない、そういう切羽詰まったところに来ていますので、財政健全化推進事業という観点から見て、これをどのように判断するか、また、どのような手を打っていくべきなのかという見解をお聞きしたいなと思います。 ○灰野修平委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  とりわけ新庁舎建設にかかる財源につきましては、これまでも議会にも考え方を御説明させていただいておりますとおり、相当の建設費がかかることから、できるだけコストを、市民負担を圧縮したいという考えでございます。このため、施設規模自体からもできるだけスリムな庁舎ということで考えさせていただいております。  そして、財源につきましても、市町村役場機能緊急保全事業、国のまさに起債の償還に当たって交付金が当たる、本市の場合は約28億円を見込んでおりますが、この活用をさせていただきたいと考えて申請をして、その活用要件も今、満たしておるところでございます。  明石港との一体整備の関係で、庁舎についてはさらなる検討を進める部分がありますが、現時点におきましては、しっかりと4年度中に基本設計、5年度中に実施設計、市町村役場機能緊急保全事業の財源の適用に向けて取組を進めているところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そこまでの答えしか出てこないんですが、明石港東外港地区の再整備と市役所庁舎建設とを一体化するという考え方は、市長が新展開で話をしていますけれども、今の庁舎の敷地内に設置するということで議会で全会一致になり、それは何のためかというと、今さっき言ったように、市町村役場機能緊急保全事業の28億円を使える期限でやりましょうということで言っていますので、これ以上言っても、後でまた新庁舎に関する所管のところが出てきますので、そのときにまた言いますが、28億円というこの大きな金をどぶに捨てるということがないように、本気になって取り組んでいただきたいし、財政健全化推進事業という事業の枠を超えているように見えますが、現実には、この28億円が入らなければ、基金の16億円ですか、それで行くと104億円の金で新庁舎ができるということですので、まさにこれは財政健全化に本気になって取り組まなければならない。目の前に切羽詰まった事業ですので、そういう判断を市長と談判していただきたい、そのように思います。  続いて、一般の95ページ、予算事業説明シートで言うと63ページの人事管理事務事業についてお聞きしたいと思います。事業の目的・目標を見ますと、地方公務員法を踏まえた各種人事制度を適宜見直し、地域主権に対応した職員体制の構築を図ることを基本として云々とありますが、まずお聞きしたいのは、本市の場合、職員の中に弁護士職員は何人いらっしゃいますか。 ○灰野修平委員長  河野職員担当課長。 ○河野職員担当課長  職員担当課長の河野でございます。  弁護士職員の人数でございますが、現在12名となっております。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  庁内に弁護士職員が12名いるということですが、全国の都道府県、市町村の中でのこの配置についての見解、分かる範囲で結構です、おっしゃってください。 ○灰野修平委員長  中原職員室長。 ○中原職員室長兼任用担当課長  職員室長の中原でございます。  全国の自治体における弁護士職員の配置についてですけれども、大半の自治体につきましては、法務部門や総務部門、そういった限られた部門に配属されているというのが基本となっております。そのため、人数については明石市よりは少ないという認識でございます。  一方、明石市におきましては、総務部門のみならず、こども部門、福祉部門、教育部門、いろんなところでほかの一般職員とともに連携して、いろんな市民サービス、市の施策を行っていく体制を整えている、そこは大きな違いであると認識しております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  都道府県の中では、例えば兵庫県は弁護士職員は何名かいらっしゃるんですかね。 ○灰野修平委員長  中原職員室長。 ○中原職員室長兼任用担当課長  職員室長です。  兵庫県につきましては、2名おったという記憶でございます。しかしながら、最新の情報は申し訳ございませんが、把握できておりません。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  地方自治体の中で、職員の皆さんを各種人事制度を適時見直して、配置するということですけど、1,200万人の人口を抱えている東京都で七、八人とお聞きしていますが、明石市の場合、12名の配置というのが、これほど弁護士資格のある法律の専門家を12名も入れなければならない、その人員配置というものの見解についてお聞きしたいと思います。
    灰野修平委員長  島瀬総務局長。 ○島瀬総務局長  総務局長の島瀬でございます。  弁護士職員の配置、活用の仕方につきましては、まさに各団体でそれぞれ違いがあろうかと思います。全国的には、先ほど職員室長が申し上げさせていただきましたとおり、いわゆる法務部門での配属というのが全国的には多うございます。明石市の場合につきましては、先ほどこれも職員室長から述べさせていただきましたとおり、総務部門以外にも福祉、こども、教育、あるいは政策部局の市民相談、そういった部局にも配置をさせていただいております。まさに明石市の場合の考え方としましては、市民生活部門につきましては、できるだけ市民に寄り添った法律相談の対応を取らせていただきたい、それ以外の福祉、こども、教育、それぞれ本当に様々な法的な課題がございますし、まさに市の進むべき道、こどもを核としたまちづくり、各種施策を進めていくために、弁護士職員の知識と経験を活用させていただいて、もともとおります行政職と一緒になって汗をかいて、市の施策を前に進めていくために、本市としては必要ということで、これまで採用させていただきましたし、私も身近に弁護士職員、日々仕事させていただいておりますとおり、本当に頼りになりますし、力強いありがたい存在と思っております。  こういったところをベースにして、市の中での活躍というのを今後もしていっていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  職員としての弁護士の方はそれとして、明石市の顧問弁護士さんは何人ですか。 ○灰野修平委員長  島瀬総務局長。 ○島瀬総務局長  総務局長でございます。  顧問弁護士というのは、以前は配置をしておりましたけれども、弁護士職員の採用後は、特定の弁護士との顧問契約はいたしておりません。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  分かりました。  次に移ります。議案書の95ページ、予算事業説明シートの64ページの職員安全衛生事業についてお聞きしたいと思います。私療養休暇の発生率についてというところですが、全国平均以下にするとあります。令和4年度の目標値はありますが、これまでの実績というか、経過の数値が予算事業説明シートにはありませんが、全国平均と比較して、どのような数値で推移しているのかということをお聞きしたいと思います。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の小中でございます。  目標値としている全国平均値につきましては、地方公務員健康状況調査結果によるものでして、本市における直近の2か年の実績ですけれども、令和2年度は1.77%、令和3年度は、2月末日時点にはなるんですけれども、1.75%でございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  この数値は全国平均の中で多いのか少ないのか、これからの対策としてはどのようなことを考えているのか、お聞きしたいと思います。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長でございます。  目標値としております全国平均値なんですけども、地方公務員健康状況調査結果になりまして、対象職員数は79万人、調査対象団体350団体、多数の団体の平均値でございます。先ほど申しましたとおり、令和2年度につきましては、本市は1.77%ということになりますので、全国平均の2.79%より下回っておりますので、平均より少ないという状況になると認識しております。  現状、引き続き発生率の引下げに取り組んでおりまして、私療養休暇につきましては、メンタル疾患と体の疾患とがあるんですけれども、メンタル疾患の防止につきましては、ストレスチェックの実施、体にかかる私療養休暇については、毎年実施している健康診断後、その結果のフォローであったり、交通事故の防止等、そういう対応を進めているところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  明石市がSDGsの未来都市だとか、それから非常に働きやすい役所というものを作っていくということで、全国平均よりも低いということですので、今後も働きやすい職場を目指してさらに取組を進めていただきたいなと思います。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  予算事業説明シート64ページです。私も、職員安全衛生事業についてお伺いをします。  私療養休暇の発生率については、全国平均以下にするということで、先ほど数も教えていただきましたが、職員の健康管理に関する事業についてお伺いをします。  令和3年度の実績、月80時間超勤務延べ82名、面接指導延べ52名とあります。令和4年度予定が月80時間超勤務者への面接指導実施を予定とあるんですが、私、ここに異論があるんですけども、まず、この3年度の延べ82名と面接指導延べ52名との開きは何なんでしょうか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の小中でございます。  令和3年度の実績、月80時間延べ82名につきましては、月80時間を超えて時間外勤務をした職員数になります。職員数につきましては、80時間を超えた職員と100時間を超えた職員との2つの区分に分けております。実際の面接につきましては、100時間を超えた方については、必ず面接を実施し、80時間を超えた方については、産業医に相談した上で面接を実施するかどうかを判断するという形をしておりまして、その結果、面接指導まで行ったのが52名となっております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  ということは、100時間を超えた人は延べ52名ということ、もしくはそれに近いという認識でええですか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長でございます。  委員おっしゃるとおり、100時間以上につきましては、今年度で延べ52名という形になっております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  新型コロナウイルスの対応で大変な状況の中、いろんな応援体制であったり、最大級の取組をせないかん、そういう状況なんで、致し方がない部署もあるかと思うんですけれども、かなりの数、令和4年度で面接指導予定とあるんですよ。私は、そういう働き方をしなくてもいいような計画を立てるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の小中でございます。  時間外勤務につきましては、三六協定等に基づき、職員の健康の保持・増進や、仕事と家庭の両立を推進するとともに、より一層の事務の効率化及び人件費の抑制を図るため、縮減に向けた取組を進めているところです。具体的には、これまで、局内応援の積極的な活用をはじめ、毎週水曜日に全庁一斉定時退庁日の実施、既存事業の見直しなどの対策を講じております。また、コロナ対応などについては、各局の応援のもと、事務従事の発令等により負担軽減に努めているところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  中原職員室長。 ○中原職員室長兼任用担当課長  職員室長の中原でございます。  職員の体制に関わることですので、私からも説明をさせていただきます。  今後も、本市におきましては、市の本来業務、新規重要施策、そのほかにコロナの感染症対応、ワクチン接種事業など、いろいろな事業に取り組む必要があると認識しております。そうした取組を進めていくための職員体制につきましては、人件費など限られた財源の中とはいえ、職員の一定数確保が必要という認識でございます。  そのため、令和4年度の職員採用につきましては、事務職や技術職においては年2回の実施予定なども含めて、できる限りの人員確保を努めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  取組はよく分かりましたけれども、その実績をしっかり上げてほしいなと思います。コロナ対応ということで、もう2年以上も過ぎてきた、職員の疲弊感も非常に大きくなっています。自分たちがやらなければならないという思いはいっぱいあるわけですけれども、そこでの、何ていいますか、悲鳴というものもたくさん聞こえてきていますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  次に、メンタルヘルスに関する事業について、お伺いをします。  新型コロナ対策に直接関連する業務に従事する消防局や感染対策局の職員等を対象に、PTSDや鬱病などの早期発見を目的とする心の疲労度チェックの実施をして、来年度も新型コロナの状況を見て実施を検討とあります。今年度実績で対象者は514名、カウンセリングまたは産業医等の面接26名とあります。この26名と、先ほどお伺いしました月80時間超過勤務延べ82名との関連性についてはいかがでしょうか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の小中でございます。  月80時間超の時間外勤務を行い、かつ新型コロナ対策に係る直接関連する業務に従事し、産業医等の面接を行った職員は2名おりまして、いずれも感染対策局の職員でございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  大変な業務を行っている人が月80時間、そこに含まれてしまうという、やるせない状況なんですけれども、その26名の方が私療養休暇につながっているという実態はないでしょうか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長でございます。  26名のうち、私療養休暇につながっているのかというところなんですけれども、現時点では、私療養休暇につながっている職員はございません。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  この私療養休暇、特にメンタルの部分につきましては、先ほどありました目標値というのも、私も、体の部分はともかく、特に職場で起こるメンタル疾患においての私療養休暇というのは本当にゼロにせないかん、目標はもうゼロでないといかんと思っております。カウンセリングであったり、対応もしっかり取っていただきながら、今後も取り組んでいただきたいなと思います。  次に、予算事業説明シートの最後に、来年度予算で産業医業務を委託化するとありますけれども、具体的にどういうことなんでしょうか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の小中でございます。  市長部局における産業医業務につきましては、現在2名体制でございまして、現行においても、そのうち1名は委託により実施しているところです。本年度につきましては、当初予算を策定した後に委託による実施が決定したため、補正予算において1名分を委託しております。来年度の当初予算につきましては、こうした実態に合わせて予算の組替えを実施するものでございまして、体制については現行のとおりでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  1名常駐、1名委託という状況は、今年度もそういう取扱いやったということですか。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長でございます。  今年度についても、2名のうち1名については委託により実施しているところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  実態に合わせた予算ということなんでしょうけれども、2名常駐していただくのが本来の形かなと思いますんで、それに向けて努力していただきたいと思いますけど、いかがでしょう。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長でございます。  産業医につきましては、常駐ということでございまして、労働安全衛生規則においては1,000名以上の規模等の事業所につきましては、専属の産業医を選任することとされておりまして、この専属とは、産業医の活動に支障がない限り、必ずしもほかの医療行為を禁ずる趣旨ではなく、業務に従事すべき時間は実情に応じて異なるものとの考え方が示されております。産業医につきましては、市内の医療機関に勤務しておりまして、実際には、すぐに連絡、応援もできる体制になっておりまして、現時点では体制としてはできていると認識をしております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  今の体制で、本来、産業医さんが出席していただく安全衛生委員会であったり、同行していただく職場巡視であったり、そういうものはきちんとできておるということでええんですよね。 ○灰野修平委員長  小中給与・厚生担当課長。 ○小中給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長でございます。  安全衛生委員会につきましては、毎月開催ということでございまして、今年度につきましては、コロナの感染状況を踏まえて、書面による開催もしながらではあるんですけれども、毎月実施させていただいております。その際、産業医も必ず出席しているところでございます。  職場巡視につきましても、今年は、こども育成室の巡視を実施しているところで、こちらも産業医の巡視を実施しているところです。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  大変だと思うんですけれども、こういうふうに上がってくると体制が小さくなってしまうのかなと受け取られます。大事な部分だと思いますので、今後もこの体制の強化なり、維持なりということで、安全衛生にはしっかり取り組んでいただきたいと思います。意見として述べておきます。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  ないようですので、質疑を終結いたします。
     次に移ります。  議案第30号、令和4年度明石市財産区特別会計予算を議題に供します。  前回説明は終わっていますので、これより質疑に入ります。  御質疑、御意見はございますか。  ないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第30号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○灰野修平委員長  御異議なしと認め、議案第30号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  その他の項について、事前に申出を受けておりますので、穐原委員の発言を許します。  穐原委員。 ○穐原成人委員  せんだっての本会議で、我々議員と市長とのやり取りがあった分ですが、地方税法第22条の件について、市長は、反省もし、取り消したので何ら問題はないということを本会議でも聞いたんですが、私ども、地方税法第22条を見ますと、所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律の規定に基づいて行う情報の提供のための調査に関する事務または地方税の徴収に関する事務に従事している者、または従事していた者は、これらの事務に関して知り得た秘密を漏らし、または漏えいした場合においては2年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処すると、非常に厳しいものがあろうと思います。組織として、コンプライアンスはどうなのかなという思いがあります。一例として、本会議でも答弁がなかったんですが、こういう、他にこの情報を漏らした者、職員の中にいれば、何らかの処罰をしなければならないのではないのかなという思いがありますので、その辺について理事者の見解をお聞きします。 ○灰野修平委員長  島瀬総務局長。 ○島瀬総務局長  総務局長の島瀬でございます。  このたびの件で、仮に職員が同様の事案を起こせばという御質問かと思います。仮定の話になりますので、一般的な答えで御答弁させていただきたいと思いますけれども、何がしかの事案が発生した場合につきましては、個別の案件ごとに関係法令等に照らし合わせまして、十分な検討を行った上で対応を行っていくと、こういったことになろうかと思います。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  今回の問題は、SNSを使っての発信ということで、我々議員もそうなんですけども、今の世の中で全員が非常に気をつけなければならないことなんですよ。先ほどの梅田委員の質問の中にもありましたね、明石市には12名の弁護士職員がいると。市長の発言では、弁護士はそれぞれ法の解釈の意見が違うものであるというようなことでしたけども、12名もいるのなら、その方々にもこれは本当にどうなのという問いかけというか、一度協議をしてもらうとか、手はないのかなと思うんですが、その辺は協議されたんでしょうか。 ○灰野修平委員長  島瀬総務局長。 ○島瀬総務局長  総務局長でございます。  弁護士職員との個別の協議というのは行っておりません。我々職員の立場として、申し上げられることといたしましては、このたびの案件につきましては、責任と権限がある市長というお立場で、御自身の判断の下に、ツイッター上で公開をされたと、我々職員としては認識をいたしております。今後の対応につきましても、市長御自身が適切に対応されるものと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  市長自身が何ら問題ないと考えていることに問題があるんであって、大変なことをしてしまったという反省の色が一向に見えないというのがありますので、これは、議会としても、この問題が公になった以上、うやむやにはできないなという思いがありますので、議会は議会として頑張っていこうと思うんですが、先ほど言ったように、理事者側としても、市役所の組織の問題として取り組んでいただきたいという思いがあります。これは意見として述べておきます。  以上です。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  私は、その他の項を言うてませんけども、関連で聞かせていただきたいなと思います。  私、あの本会議の質問を見ていて、疑問に思ったことが2つあるんですけど、法人市民税の件で、神戸市に払うて明石市に払ったのはゼロやというようなことを、市長が本会議の場で言われたんですよね。私、そんなことあり得へんやろと思っとるんですけども、利益が出ていない、赤字の場合やったら、神戸市の事業所、神戸市が本社だと思うんですけど、この企業は。ほかにもようけ工場は持っておられますけど、全てゼロやと思うんですけども、市長の言われたことが正しいのかどうか、税の担当課がいらっしゃると思うんで、一回その辺聞かせてもらえますか。 ○灰野修平委員長  岡本市民税課長。 ○岡本市民税課長  市民税課長の岡本でございます。  委員御質問の法人市民税の、特に法人税割の考え方について御説明させていただきます。法人税割につきましては、国税である法人税を課税標準といたしまして、税率を掛けて各自治体の法人市民税の法人税割となっております。一般的には、法人税の金額があるのであれば、法人市民税の法人税割はどの自治体でも課税されるものという認識でおります。  以上です。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  説明が分からへんねんけど、神戸市に法人市民税を払うて、明石市には払っていないということはあり得るんですか。その辺教えてください。 ○灰野修平委員長  中村税制課長。 ○中村税制課長  税制課長の中村でございます。  先ほど市民税課長からも説明させていただきましたとおり、法人市民税につきましては、元となる国税のほうが赤字決算でゼロということで申告されておりますと、それを課税標準として各自治体への振り分けとなっておりますので、同一の事業所という認識であれば、明石市で課税されていて、神戸市で課税されていないというようなことはないと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  つまり、明石市もゼロやったら神戸市もゼロということだと思うんですよ。それは間違いないですね。 ○灰野修平委員長  中村税制課長。 ○中村税制課長  税制課長でございます。  委員御指摘のとおり、私ども課税サイドとしましては、そういう認識でございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  つまり、市長は本会議で虚偽の発言をしたということでよろしいですね。 ○灰野修平委員長  島瀬総務局長。 ○島瀬総務局長  総務局長でございます。  私も税の個々の中身までは把握していないところはございますけれども、市長が御答弁させていただいた内容についても、先ほどの繰り返しになりますけれども、市長の責任と権限のある立場で御自身の判断で発言されたものという認識をいたしております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  先ほど税の説明がありましたとおり、同一事業所であればという前提がございまして、川重さんがどういう企業体、グループとか構成とか、いろいろな状況が考えられますので、単一的な場合について今お答えしただけでありますので、市長答弁の中身については、先ほど言いましたとおり市長が御自分のお立場と責任で判断して答弁したまでとしか、今の時点ではお答えしようがないかなと思っております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  今、同一事業所なのかどうか、同じ会社ならば、事業所は神戸事業所やら明石事業所、その辺は違うけれども、決算は全体で決算するから、その利益出るのは一緒やろうと思いますよ。子会社とか別会社とかいうのは話はまた別かも分からへんけれども、その事業所としてするならば、統一して決算はするはずですから、私は、市長の言うたことは間違いやと思っております。市長の責任においてやるべきやということですから、市長はどういうつもりで言うたんか、別の機会があったら聞きたいなと思うところです。  それともう一点引っかかっているのは、工場緑地面積率の条例は、議員提案でしなさいよと市長が言うたとか言わんとかいうようなことがありました。その場にいらっしゃった方、市長室になるんか誰やら分かりませんけど、言うたか言わんいうのか。だからこの議員提出議案が出されたというように私も理解しとったんですけれども、この辺のところは誰か御存じやったら教えてもらえませんか。市長が何人の議員の前でそのように言われたということ。議員提出議案でやったらよろしいやんと言うたいうことは、それをどなたか解明してくださいな。 ○灰野修平委員長  出雲委員、発言の途中ですけども、その他の項における穐原委員の趣旨とはまた質問が違います。 ○出雲晶三委員  ほな、よろしいです。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市長が言われた、さっきの話なんですが、明石市内にある大企業が税金を払ってもらっていいですねとほかの自治体の人から言われたが、全然税金を納めていないという話でしたけども、市長ツイッターの中で、均等割ですね、上限たしか360万円という数値が入っていました。  あと、ちょっとお聞きしたいのは、その年の収入によって、法人市民税の均等割以外がゼロということがありますが、税金というのは、これだけじゃなくて、固定資産税や都市計画税なんかもあるんですが、それは、その収益によって左右されるというものでしょうか。 ○灰野修平委員長  中村税制課長。 ○中村税制課長  税制課長でございます。  先ほど委員御指摘のありました、それぞれの税目に関して、企業の収支によって差があるのかというお話ですけれども、固定資産税等に関しましては、あくまでも企業の所有する土地であったり、建物であったりというものにかかるものでございますので、収益による差はございません。  事業所税に関しましても、資産割に関しては床面積に対して課税しているものでありますので、そちらのほうも収益による差はありません。ただし、従業者割につきましては、従業員の給与の総額に対してかかってくるものでございますので、企業の収益が悪かった場合に従業員の給料が下がっているということであれば、従業者割については多少下がることがあると考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そういうことですので、事業所税にしても固定資産税にしても都市計画税にしても入っているんですね。じゃあ、法人市民税が入ってないかというと、均等割も入っておりますので、ゼロということはないんですが、そういうことをSNSを通じて発信をするという市長の見識、この場では、答弁を求めても、また同じような答弁でしょうから求めませんけども、こういうみっともないということの、見識を疑うということは申し上げておきたいと思います。  あとは、穐原委員から発言ありましたので、今後、議会として、この件について、市長が発言したことですから、取り消して不適切でしたぐらいで済ませていいものかどうかということは、議会としてもしっかりと検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  ないようですので、他に申出は聞いておりませんので、その他の項を終結いたします。  委員会の途中でございますが、年度末でございますので、委員長の私のほうから一言御挨拶申し上げます。  総務局(総務管理室、職員室、財務室、税務室)、公平委員会、会計室、監査委員、選挙管理委員会の皆様におかれましては、この1年間総務常任委員会の運営に対しまして、御理解と御協力を賜りまして誠にありがとうございました。  特に、新型コロナウイルス感染症あかし支え合い基金の活用について、ふるさと納税寄附金の使途について、自治体DXの推進について等々、慎重審査に御協力を賜り、心から感謝を申し上げます。  また、本年度をもちまして退職をされる方がいらっしゃるとお聞きしております。長年にわたりまして市政の発展、市民生活の向上に御尽力を頂きましたことに、心からお礼と感謝を申し上げます。本当にお疲れさまでした。今後の御活躍と御健勝を御祈念申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  それでは、理事者入替えのため暫時休憩いたします。  再開は午後0時30分といたします。                               午前11時36分 休憩                           ───────────────                               午後 0時28分 再開 ○灰野修平委員長  それでは、総務常任委員会を再開します。  政策局関係です。  付託された議案の審査に入ります。  議案は1件です。議案第27号、令和4年度明石市一般会計予算分割付託分〕を議題に供します。  説明は前回終わっているため、これより質疑に入ります。  総務管理費は資料の青色の範囲内で質疑を行ってください。  それでは、御質疑、御意見はございますか。  楠本委員。 ○楠本美紀委員  議案書、一般の97ページ、予算事業説明シートの19ページの行政情報センター運営事業についてお聞きします。前回の総務常任委員会の資料で、個人情報保護条例の抜本的な改正を令和5年3月までに行うとの報告がありました。  そこで、1点目なんですけれども、個人情報保護法が改正され、個人情報の定義等を国、民間、地方で統一するとともに、行政機関等の匿名加工情報の取扱いに関する記述を明確化とありますが、この匿名加工情報とはどういうものか、お聞きします。 ○灰野修平委員長  橋本市民相談室課長。 ○橋本市民相談室課長  市民相談室課長の橋本でございます。  行政機関等匿名加工情報につきましては、委員が御発言のとおり、個人情報の保護に関する法律に規定されております。本制度につきましては、事業者の求めに応じて、行政機関が保有する個人情報を、個人が特定できないように加工して提供する制度でございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  楠本委員。
    楠本美紀委員  各自治体も個人情報を、匿名加工を行い外部提供できる仕組みを導入するということでしょうか。 ○灰野修平委員長  橋本市民相談室課長。 ○橋本市民相談室課長  市民相談室課長でございます。  地方自治体につきましては、令和5年4月1日にこの法律が地方自治体に適用になります。ですので、来年度につきましては、まだ適用はないわけです。  それから、この制度につきましては、経過措置が設けられておりまして、都道府県とそれから、明石市もそうなんですけども、指定都市以外の自治体につきましては、当面の間、実施は任意で行うと規定されております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  経過措置が取られるということですけれども、行く行くは同じように匿名加工情報が入ってくるという見解でよろしいでしょうか。 ○灰野修平委員長  橋本市民相談室課長。 ○橋本市民相談室課長  市民相談室課長でございます。  法律の下で仕事ということになりますので、そのようになると思います。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  この匿名加工情報が企業等に提供されるということなんですけれども、本人の同意を必要とするのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○灰野修平委員長  橋本市民相談室課長。 ○橋本市民相談室課長  市民相談室課長でございます。  本人が特定できないという形での加工が必須の条件でございますので、本人の同意は必要ないと考えております。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  実際、国のほうで企業に提供した例を挙げさせていただきます。  住宅ローンフラット35を取り扱う住宅金融支援機構から、住信SBIネット銀行へ住宅ローンのAI審査モデル構築に利用するための118万人分の情報が提供されました。その情報には、性別、年齢、職業、勤続年数、住宅ローン以外の購入残高、郵便番号、家族構成など、23項目が含まれていたと国会で明らかになりました。匿名の加工をしていても、他の情報と組み合わせれば、個人が判別される可能性もあるとの指摘もありますが、その点についての市の見解をお聞きします。 ○灰野修平委員長  橋本市民相談室課長。 ○橋本市民相談室課長  市民相談室課長でございます。  当然そのようなことが起こってはいけないということはございますので、実施に向けては、まだ時間がございますので、ほかの都道府県であるとか、神戸市であるとか、先に行うようなところの情報も注視しながら慎重にやっていきたいと考えております。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  決して市民の不利益にならないように、条例の改正におきましても慎重にやっていただきたいと思います。  続きまして、議案書、一般の99ページ、予算事業説明シートで言いますと28ページです。LGBTQ+/SOGIE施策推進事業についてお聞きします。2022年度に東京都がパートナーシップ制度を導入するということで、これで人口の半数以上がパートナーシップ制度の導入された自治体で暮らしていくことになると報道されていました。予算事業説明シートを見ますと、令和3年は、コロナ禍ではありましたが、研修・出前講座の回数が増えています。市民講座の方で、今までの出前講座を受けた方も、ソジトモ制度による講座も続けて受けることができるのかどうか、お聞きします。 ○灰野修平委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  先ほど御質問ございましたソジトモ講座ですけれども、結論としましては受けることはできます。これまで、研修や出前講座を進める中で、その経験を基に対象者の方により伝えやすくするにはどうしたらいいかというところをブラッシュアップしたものが、今のソジトモ講座となっておりまして、そういった形で研修は以前受けていただいた方も受けていただくことができます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  引き続き、研修・出前講座を推進していただくとともに、不特定多数の方が通行し、目にすることができる市民広場などを利用したイベントを行うことも大事だと思いますが、令和4年度はこのような予定はありますか、お聞きします。 ○灰野修平委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長でございます。  先ほどございました、令和4年度における不特定の方、多くの市民の方に知っていただくためのイベントでございますけれども、コロナ禍でございまして、今年度は感染状況も見据えながら、人数を絞りながら、ヒューマンフェスタが開催された際に講演をしたり、オンラインでの配信も併用した形での市民セミナーなども行ってきたところでございます。  来年度につきましては、この状況ですので、具体的な計画というところまでにはなかなか難しい状況にはございますけれども、感染状況も見据えながら、多くの方に関心を持って理解を促進できるためのイベントであったり、取組なども検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  引き続き、コロナ禍ではありますが、大きな事業にも取り組んでいただきたいと思います。ソジトモが市民の中で広がっていくことを私は願っているんですけれども、議会でもぜひ全員で講習を受けて、理解を深めていきたいと思っております。  続きまして、議案書、一般の99ページ、予算事業説明シートでは29ページです。ジェンダー平等推進事業についてお聞きいたします。明石市ジェンダー平等プロジェクトチームにおいて、様々な取組を展開されています。ジェンダー平等に関する検討会議の防災について質問いたします。  阪神淡路大震災東日本大震災のとき、避難所での女性や子供に対する性暴力や痴漢被害が数多く起きたと報告されています。性暴力や痴漢被害が起こらないためにどのような対策を考えておられるのか、お聞きします。 ○灰野修平委員長  森ジェンダー平等推進担当課長。 ○森ジェンダー平等推進担当課長  ジェンダー平等推進担当課長の森でございます。  避難所での性暴力を含む性被害の問題ですが、本市の対応につきましては、ジェンダー平等の実現には、防災のテーマは大変重要であるという認識の下、取り組んでおります。そのため、次年度に先立って市の防災会議にジェンダー平等に関する専門委員を設置し、既に2回の会議を開催したところです。この会議には、ジェンダーと防災の分野における有識者や地域まちづくり組織の代表、地元高校の防災ジュニアリーダーなども参加し、活発な議論を行っております。前回の会議でも協議を行いましたが、避難所での性被害に係る問題は非常に大きな問題であると認識しており、性暴力の防止に係る啓発や、被害の声を上げにくいDVや性暴力などの人権問題についての相談及び支援体制についても、引き続きしっかりと議論してまいります。  この会議での議論の結果につきましては、次年度改定予定の地域防災計画や避難所運営マニュアル等に反映させていく予定でございますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  楠本委員。 ○楠本美紀委員  避難所での対策について、よろしくお願いいたします。  それとともに、今年、大学入試の共通テストのときに、新聞で目にしたんですけれども、電車での痴漢被害ということで、遅刻できないため声を上げられない共通テスト受験生を狙う痴漢加害をあおるSNSが投稿されたそうです。神戸市東灘区にあるジェンダー差別を勉強する会は、各鉄道事業者に申入れを行いました。申入れの翌日、阪神は、迷惑行為や痴漢行為に遭われたとき、見かけたときは乗務員または駅係員にお知らせをと、ホームと構内で放送しました。神戸市営地下鉄も、痴漢・盗撮は悪質な犯罪行為です。被害に遭われた方、見かけた方は110番または被害相談所に連絡を、痴漢・盗撮撲滅に御協力を。また、JRも痴漢・盗撮は悪質な犯罪行為ですと駅構内で放送されたそうです。それぞれの会社が放送されたそうです。兵庫県警は、車内・構内アナウンスが大変有効だと述べておられます。県警からも鉄道事業者に働きかけをされたということで、いち早く対応されたということです。  このような事例も、避難所対策において活用できるのじゃないかなと思います。身近なところから、日頃からの働きかけも大切だなということを感じました。今後とも、痴漢、性被害が起きないような避難所づくりで頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  穐原委員。 ○穐原成人委員  それでは、議案書、一般の95ページの広報刊行物発行事業についてお聞きします。  予算事業説明シートを見ますと、広報紙宅配料が約100万円上がり、その分、広報紙の新聞折込みを含む委託料が下がったと。新聞購読者数減による折込みにかかる委託料の減と理由があるんですけども、宅配をしている家庭は年々増えていっているんではないかなと思うんですが、その辺はいかがなんでしょうか。 ○灰野修平委員長  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長の藤本でございます。  ポスティングの件数につきましては、一昨年は2,791件の増、昨年は1,100件の増がありました。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  年々増えていっているので、前回も言わせていただいたんですけども、新聞折込みから見直すべき時期が来ているのではないかなと。とは言っても、新聞折込みも非常に重要視されている方もいらっしゃいます。そういった中で、令和4年度はアプリ登録の周知を図るとありますが、具体的にはどのような方法で広げようとしているのか、お聞きします。 ○灰野修平委員長  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長でございます。  アプリにつきましては、昨年は2,300件の増がございました。  周知につきましては、名刺サイズのカードやA4半分のサイズのチラシを作りまして、各施設に配置したり、転入者の方に必ず届くように、各市民センターやサービスコーナーに協力していただいて、案内を配布しております。  以上です。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  今質問したのは、あることを知らない人がかなりいるんですよ。私の知り合いも新聞を取っていない、アプリで読めますよと私が言って初めて気がついた方もいらっしゃいますので、名刺サイズの案内を配る云々もいいんですが、広報紙にはっきり、それも大きく見えるところに載せるのもやはり大事ではないかなと思います。これは意見として。  もう一点、今年度、広報あかしの意見がどうも偏っているような書き方で見受けられる分もありました。広報紙は、市長の広報紙ではありませんので、市の広報紙でありますから、公平、平等に、2つの意見があれば両論を併記するなどを考えて、広報紙は作成していっていただきたいと思うんですが、その辺りはどのようなシステムというか、順序立てて広報紙を作成しているのか、お聞きいたします。 ○灰野修平委員長  藤本広報課長。 ○藤本広報課長  広報課長でございます。  特集や特別号につきましては、その年の施政方針や市の新たな取組、まちづくりの方向性を考えながら広報課で特集のテーマを考えております。また、その中で各事業の担当者からのヒアリングを行いまして、どの時期にどのような広報をするほうがいいのか、適切な時期に効果的に広報できるように、各担当部局と調整しながら編集をしております。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  編集もそれなりに考えてやっていただいていることとは思いますが、現実、特に、この令和3年度は、市長の考え、意見がどんどん入っていき、そうではない意見はどこにも載ってないというような広報紙にならないように、令和4年度からはしっかりと頑張っていただきたいと思いますので、この広報刊行物発行事業の一番の項目には文書法規管理ともありますからね、その辺はしっかりと行っていっていただくようにお願いしときます。  次は、議案書、一般の99ページ、予算事業説明シートは37ページになるんですが、JT跡地等活用事業についてお聞きします。具体的に何をしようとしているというのは聞こえてこないんですが、委託料の中でJT跡地の有効活用に係る検討業務委託などで2,100万円と、非常に大きな金額があるんですが、具体的にはどのような検討をしようとしているのか、お聞きいたします。 ○灰野修平委員長  辻プロジェクト推進室課長。 ○辻プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の辻でございます。  土地の利活用の検討に関しましては、国土交通省の先導的官民連携支援事業という10分の10の補助金の活用を想定しております。その中では、この土地の周辺地域の課題を整理しながら、JT跡地の整備や運営に関して市の負担をできるだけ減らしながら、どのような整備や運営方法があるのかといった調査や検討を行いたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  非常に分かりにくいんですね。このJT跡地については、いろんな活用方法の話がありましたけど、具体的にこれというものがないんですよ。私、この予算事業説明シートを見ますと、部長のおかげで国から2,000万円も頂けると。だからやろうという、金額ありきでしようとしているように見えてならないんですよ。ある程度の大きな枠の目標を持って委託をする、それは民間業者でしょうね、そこに調べていただくしか手はないと思うんですけども、我々議会としても、ここに関しては、何も聞こえてこない状態でこういう事業を進めるというのを、私は聞きたいと思うんですが、もう少し詳しく何かないんですかね。 ○灰野修平委員長  辻プロジェクト推進室課長。 ○辻プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  今後、もちろんJT跡地につきましては、地域の方の意見もお伺いしたいとは思っております。今後、地域の方などの御意見を伺いながら方針を検討する上でも必要な要件、お示しできるような要件というのを積極的に、来年度は準備をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  穐原委員。 ○穐原成人委員  地域の方の意見も最重要やと思うんですが、この場所は、もう地域にとどまらず、市域のちょうど中間になりますんで、意見を聞くのなら明石市全域で意見を聞くとか、そういう姿勢が必要かなとは思うんで、その辺はじっくり検討しながら進めていっていただけたらと思います。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  森委員。 ○森勝子委員  議案書、一般の99ページの西明石活性化プロジェクト事業についてお聞きします。  旧国鉄清算事業団用地のことですけれども、以前に民間の活用ということを聞いたんですけれども、その前に恐らく、そこの場所に、市民センターに近い行政窓口を持った建物を建てるということがたしかあったかと思うんです。その話はなくなってはいないということなんですけれども、市民センターに近い行政窓口の建物というのを、今回のこのプロジェクトの中に、どこかに建てる予定とかっていうのが入っているのかどうかをお聞かせ願えますでしょうか。 ○灰野修平委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  ただいま御質問の民間の活用や市民センターの整備ということで、旧国鉄清算事業団用地の活用についての御質問ですが、平成29年6月の委員会で、旧国鉄清算事業団用地への集合住宅と公共施設の合築による土地の利活用の御提案をさせていただきました。  ただ、その後、JRと駅周辺について、もっと広範囲でのまちづくりについての提案がございまして、JRと協定を締結して現在取組を進めようとしております。ちょうど令和4年度に地域交流拠点の検討に合わせて、西明石駅周辺における公共施設の在り方を検討する予定にしております。現在のサンライフ明石の機能や地域の方が交流する機能などについて、どの場所にどの機能を配置するかを検討する予定にしております。その中で、旧国鉄清算事業団用地についても活用方法を検討し、一定の方向性がまとまりましたら御報告させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  森委員。 ○森勝子委員  ありがとうございます。そうしましたら、今の在来線の東改札口は閉鎖しないということを、12月の議会でたしか答弁されたかとは思うんですけれども、やはり西明石の方たちは、今の新幹線口のほうに1つ、そして、六甲バター工場跡地に1つできるということは、現在の在来線の改札口はいずれは閉鎖するんではないかということを危惧されておられるんですけども、その点は閉鎖しないということではっきり答弁されているので、市民の方たちにもどう伝えていいか分からないので、在来線の改札口を閉鎖するのかしないのかということを教えていただきたいんです。  なぜならば、明石駅というのは、ほとんど改札が1つですので、乗車人数もかなり多いですけども、そこから比べると西明石駅は乗車人数が少ないので、その乗車人数の少ない西明石駅に3つの改札口ができるということは、普通に考えたらJRの経営からしたら負担になると思いますので、JRの在来線の改札口のところ、教えていただけたらと思います。 ○灰野修平委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。
     ただいま御質問の在来線の改札口の閉鎖につきましてお答えいたします。東口の改札及び自由通路につきましては、西明石のまちづくりを考える上では、市としては必要不可欠なものであると考えておりますので、現在、閉鎖するようなことは考えておりません。JRと協議の中でも、そういったことは今のところ出ておりません。また、東口の自由通路につきましては、現在の自由通路はホームに下りるまでのバリアフリー化が課題となっておりますので、こちらにつきましても長期的にはなりますが、継続してJRと協議を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  森委員。 ○森勝子委員  ありがとうございます。あと、私も午前中のどこのページ数に当たるか分からなかったので質問しなかったんですけども、今回のウクライナとロシアとの戦火の中でございますので、人道支援に関しまして、ぜひとも明石市でも取り組んでいただきたいと願い、会派の意見とさせていただきます。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  出雲委員。 ○出雲晶三委員  議案書の99ページ、予算事業説明シートでは35ページの都市開発一般事務事業ですが、大久保北部利活用検討業務委託と立地適正化計画策定支援業務委託等で2,500万円の予算が上げられております。これの内訳、使い方を教えていただけますか。 ○灰野修平委員長  吉川プロジェクト推進室課長。 ○吉川プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の吉川でございます。  都市開発一般事務事業につきましては、来年度の業務委託費全体で2,500万円の予算を計上しておりますけれども、大久保北部の遊休地の利活用に関する事業費としまして、スマートインターチェンジの設置検討も含めて1,500万円でございます。残りの1,000万円につきましては、立地適正化計画の策定支援業務など、市内全域の均衡ある発展に向けて取り組むための費用でございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  大久保北部の遊休地の件で1,500万円ということですけど、官民境界の測量代、スマートインターの土地代、測量代とか、そんなんも入っとるんですか。 ○灰野修平委員長  吉川プロジェクト推進室課長。 ○吉川プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  委員御質問の測量代やスマートインターチェンジの土地代といったものが入っているのかといった御質問でございますけれども、来年度の遊休地の利活用の委託費につきましては、主にコンサルタント料を想定しておりまして、遊休地の利活用につきましては、利活用に向けた基本的な方向性や土地利用のアイデア出し、あとは事業費の概算やスケジュールの検討、そういったものに使いたいと考えております。また、スマートインターチェンジの設置につきましては、設置の必要性とか、その設置場所などの検討をしてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  コンサル代がメインやということですけれども、あそこの土地を官民境界の測量や境界設定なんかするいうたら大変時間とお金がかかるだろうし、スマートインターにおいても、もし北部の土地がなかったらスマートインターの意味がないん違うんかなと。NEXCOが話に乗ってこないような事業かなと思うんですけれども、セットで考えているのか、単独でスマートインターだけでもやるんやと考えているのか、どういうふうに考えておられるんですか。 ○灰野修平委員長  吉川プロジェクト推進室課長。 ○吉川プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  スマートインターチェンジと遊休地の利活用とをセットで考えていくのか、どうするのかといった御質問でございますけれども、スマートインターチェンジが設置されることになりますと、現在整備を進めている江井ヶ島松陰新田線や山手環状線、そういったところと併せまして広域的な道路ネットワークが形成されることになりまして、そうすることで大久保インターチェンジの周辺の渋滞の解消はもとより、利便性が向上しますので、大久保北部の遊休地の利活用、そういったところにも可能性が高まってくると考えております。併せまして、石ヶ谷公園や明石サービスエリア、そういったところ、ここの地域全体の活性化も図れるのではないかと考えているところでございます。  一方、スマートインターチェンジの設置につきましては要件がございまして、新たに設置するスマートインターチェンジとその前後の既設のインターチェンジ、今で言いますと玉津インターチェンジと大久保インターチェンジでございますけれども、これの利用の交通量の合計がスマートインターチェンジを設置する前の交通量の合計を上回るといった需要の見込みも必要でございますので、できれば遊休地の利活用とスマートインターチェンジの設置につきましては、併せて検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  丁寧に説明していただいたんですけど、大久保北部の土地を開発しようと思ったらすごい年数と予算がかかるやろうなと、私は思うんですね。それよりもスマートインターのほうが早くできるんじゃないかなと思うわけなんですけども、スマートインターができてから北部を開発してもええんですけども、取りあえずスマートインターが早かったらスマートインターをやるんだというような答えなんですか。 ○灰野修平委員長  吉川プロジェクト推進室課長。 ○吉川プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  スマートインターチェンジが早くできたら先にするのかといった御質問でございますけれども、スマートインターチェンジの設置につきましては、他都市の事例を見ますと、調査検討を進めてから7年、8年かかるような事業でございますので、そうすぐにできるようなものではないと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  工事用道路や側道が整備され、北部の土地のアクセスが向上したら、市の負担が少なくてええというようなことも聞きましたけども、やはり予算の有効活用ができるように、アクセス道路はできるんですから、その辺は時期をよく見てやってもらいたいなと思います。そのようなことで、セットでなく別々にやるんなら別々でやるで、できるだけセットになるようにしてもらいたいということでございますので、よろしくお願いします。  それともう一点、立地適正化計画策定支援業務委託で約1,000万円ということなんですけど、本会議でも質問されていましたけども、計画を策定したときのメリット、しなかったときのデメリットをちょっと教えてもらえますか。 ○灰野修平委員長  辻プロジェクト推進室課長。 ○辻プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の辻でございます。  メリットとしましては、市がやろうとしております大型プロジェクトの予算的な面になるんですが、補助金を要望する際の基本的な要件となってまいります。  デメリットとしましては、これから今後、全国的に高齢化が進む中で、そういった土地利用についてちょっと考える機会、そういった機会を生かし切れないというようなところもデメリットなのかなと思っております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  粛々と進めてください。  委員長、お願いですけど、私ね、ちょっと耳が遠うなって、今日補聴器つけるのを忘れましたので、理事者の方にできるだけ大きな声でお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、市役所新庁舎建設事業について、一般の99ページ、予算事業説明シートの36ページですが、設計業務が令和3年度に終わって令和4年度は委託料の計上がないと。聞きましたら実施設計の分が3年度にあるから4年度はないということなんですけど、確認しますが、シートの中に令和4年度には、基本設計の策定をさらに1年延期し、隣接する明石港東外港地区再開発との連携を図りながらというんですが、令和4年度に基本設計を1年延期するということは、基本設計は5年になるというような取り方ができるんですけども、基本設計は4年にやると聞いていますが、それは間違いないですか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の三牧でございます。  委員御質問のさらに1年延期しという予算事業説明シートの文言なんですけれども、これにつきましては、令和3年度からさらに1年延期をいたしまして、基本設計については令和4年度に継続するという意味で記載しておるものでございます。御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  分かりました。  基本設計は令和4年度にして、令和5年度に実施設計をやる。計画からしたら令和6年度が着工なのかなと思うんですけど、そのスケジュールを教えてください。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  委員御質問の今後の建設のスケジュールというところでございますが、令和4年度に基本設計、令和5年度に実施設計というのが市町村役場機能緊急保全事業の適用の要件でございますので、まずは設計に注力させていただきたいと思っております。今後の建て替えのスケジュールにつきましては、議会にも適宜、御報告させていただきながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  つまり、令和6年度の着手がなくても、5年度に実施設計が完了したらそれで市町村役場機能緊急保全事業の28億円は必ず国から交付されるということで考えていいんですね。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  建て替えのスケジュールにつきまして、そもそも市町村役場機能緊急保全事業の適用要件ですけれども、もともとは実施設計の着手が令和2年度までとなっておりまして、これにつきましては、実施設計を含んだ予算措置と設計業務委託の契約締結を令和2年度までに行っておりますので、市としては適用要件を満たしているところでございます。  また、この事業につきましては、経過措置といたしまして、令和2年度までに実施設計に着手した事業につきましては、令和3年度以降も現行と同様の地方財政措置を講じるとされているところでございます。今のこの適用される建設の建て替えの完成期限というのは今のところ定められておりませんので、委員御質問のとおり、令和6年度以降の着手でも適用できるというふうなところで考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  6年度に着工しなくても大丈夫やということなんですけど、この庁舎建て替えは、今の庁舎が既に阪神淡路大震災で揺さぶられ、東南海地震がくるかも分からない、その中で早くせなあかんというようなことで、議会でも進めてきたと思うんですよ。当初は、多分、令和6年か7年ぐらいの竣工予定やったと思うですよ。それがずるずる伸びて現在に至っていると。国の28億円云々もあるけれども、私は、今も場所はあるんやから、早く着工して、早く竣工してもらいたい、新庁舎にしてもらいたい。でなければ、万が一、東南海地震や南海地震が起きた場合、職員だけやない、そこに来ている市民にも危険が及ぶ、そして復興・復旧するための基地もなくなるんじゃないかという心配があるから進めてきた話だと思うんですよ。その辺、副市長いかがですか、早くしてくださいよ。 ○灰野修平委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  今、出雲委員がおっしゃったことが、議会の決議の一番の趣旨やと考えております。私どもとしましても、しっかりと来年度の基本設計、5年度の実施設計、そこから間があいてもいいような、ちょっとお答えをしましたけど、実施設計が済めば速やかに着工という段取りでしっかりと進めさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  その件、よろしくお願いします。  それと、市長は、本会議でも他の議員の質問でも奥歯に物のはさまったようにかっちりと言わないんですけども、市長は、明石港東外港地区の再開発と絡めたくて仕方ないみたいなんやけど、庁舎と何で県の東外港再開発と切り離して考えられんのか、私は、その辺不思議で仕方ないんですよ。場所はどっちにしても同じ場所でしょう、再開発事業の政策局が書いた図面やろうと思うんですわ、市長は書かんわね、こんな文化センターやら水族館やら広場やらいろいろ造っていますけれども、それはできたらええことですよ。しかし、私は市庁舎を先につくって、切り離して考えてもらいたいと思うんですが、いかがですか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  委員御質問の東外港と切り離してということなんですけども、今回の本会議でも御答弁させていただいたとおり、現在、基本設計の素案につきましては、パブリックコメントとか、ハザードマップが今年度に改訂と聞いておりますので、そういった観点で、今、基本設計(素案)の見直し作業も並行して進めているところでございます。今後、方向性等をお出しできる段階になりましたら、議会にも御報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  よろしくお願いします。  次に、議案書、一般の99ページ、予算事業説明シートでは38ページの西明石活性化プロジェクト事業について、令和3年度も令和4年度もJR西日本と検討を行ったとか、検討は、JR西日本と行ったと言うけれども、市民と検討を行っていない。市民との協議はどうなっているんですか、市民との話合いはどうなっているんですか。それまでに、平成27年にまちづくりの姿ということで、西明石活性化プロジェクト協議会からまとめが出されております。市民との話合いをどのように考えとるのか、その辺を聞かせてください。 ○灰野修平委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  ただいま御質問の西明石のまちづくりに関する市民の意見の反映につきましてですけれども、委員御指摘のとおり、平成27年にまちづくりの姿という形で、地域の方から市のほうに地域の最優先課題といったものを市と一緒にまとめております。  市民の意見としては、一旦、こちらで御意見を頂いているという認識でございます。それを基にまちづくりを検討しておりまして、その手法の中でJRと検討を行いまして、現在、都市計画の案を検討しまして、これから予定している地域の説明会を行いまして、その説明会の中で市民の方から御意見を頂きたいと考えております。また、その都市計画の手続の中でも、計画案を見ていただく縦覧期間が2週間ございまして、見ていただくその場で御質問を頂いたり、意見書を出していただくということもできますので、そちらを活用していただければと思います。  その都市計画とは別途、サンライフ明石の機能や市民の方の交流機能につきまして、どの機能をどこに配置するかという検討を令和4年度に予定しておりまして、その検討の案ができましたら、再度、市民の方の御意見を頂きたいと考えております。  以上です。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  本当に市民との話合いをしてもらいたい、協議というか説明会でもええからやっていただきたいなと思う、そこでは意見も上がってくるでしょう。  それで、このまちの姿というのも重要視しているけども、大事にしているような感じはするんやけど、1つも中身の検討はしていないじゃないですか。西明石活性化は、南北の一体化を図ることを目的にされているんですよね。それが先ほど別の委員からありました自由通路の件について、私も本会議の質問でも言いました。六甲バター工場跡地のところから自由通路ができるんやし、もし今の西明石駅の東口の部分をもっと拡充するというなら、自由通路にするならするでそれでいうてくれたらええけども、第1弾は今の状態で16メートルの道路を造って、駅前広場を造って、改札口を造るということですが、第1弾なのは第1弾でよろしいです。  じゃあ、次の第2弾は、そこから自由通路を造るのか、南口に自由通路なのか、それを示してもらいたいなと思うんですが、まちづくりの姿を大事にしているなら、その辺り一度考えたことあるんですか、それを聞かせてください。 ○灰野修平委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  市としましては、委員御指摘のとおり、南北の一体化も非常に重要なこととして受け取っておりまして、自由通路自体が重要な役割を担うという認識はしております。地域の共通の最優先課題の解決としても、今後JRと協議を進めてまいりたいと考えておりますけれども、まずは、現在、JRとの協定に基づく取組をしっかり進めた上で、その次に自由通路について取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  取り組んでください。  加古川駅は高架になって、道路が何本もできました。ああいうのを今さら西明石駅は無理、加古川は東加古川の駅も高架化しようというような計画を、今、立てているらしいですわ。しかし、西明石駅は無理ですわな、新幹線があるから高さが足らない。できたら、西明石の駅も高架にして、道を二、三本つけてもらいたいなと思うんやけども、その辺は無理としたら、この自由通路を造ると。明石市内で、朝霧から土山で自由通路がないの西明石だけですよ。あるよって言われたら、老朽化した自由通路はあることはありますけどね、それじゃあ駄目でしょうと思うんです。  もとに戻りますけども、この西明石の活性化の計画について市民との協議するとかいうようなことは、説明会をすると先ほど言われましたけど、いつ頃する予定ですか。 ○灰野修平委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  ただいま御質問ありました都市計画変更に関する説明会につきましては、4月、5月に行いたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  もう一点お聞きしますけれども、先ほども質問ありましたけど、私が質問したときに、民間活力を利用するとかいうことの答弁をもらいました。民活ということは売却半分、売却という意味も含まれるんですけど、売却してしまうつもりですか。私は、あのときは、あんだけ広いのはいらんけれども、自由通路を造って東口を立派にするんやったら、駅前広場にするために旧国鉄清算事業団用地を使ってもらいたいと言ったんですが、今の考えはやっぱり民活ということで、売却ですか、聞かせてください。 ○灰野修平委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。
     ただいまの御質問の旧国鉄清算事業団用地の活用でございますけれども、委員御指摘のとおり、同用地は駅前の一等地にございます。新幹線や在来線の新快速が停車する駅として地域の核となる駅でございますので、それにふさわしい駅前空間がつくられるように、公共空間の整備はもとより、自由通路や改札口の利便性の向上も含めて検討を進めまして、この用地にどのような機能が必要かということを整備方法も含めて十分に検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  出雲委員。 ○出雲晶三委員  前に局長から答弁をもらったんですよね、民活やと。民活というのは売却ということでしょう。それは、東のほうの一部やったらよろしいよ、全体でそのようなことを考えておられるのかどうか、その辺をもう一回、局長から聞かせていただけますか。 ○灰野修平委員長  横田政策局長横田政策局長  政策局長でございます。  先ほど担当課長からも申し上げましたように、旧国鉄清算事業団用地は貴重な土地だと認識しております。  今後につきましては、先ほどもありましたように、どのような機能をどういうふうに持ってくるか、それによって土地の使い方も、今、委員おっしゃったように一部売却もあるでしょうし、一部借地という手もあるでしょうし、その辺はどんな機能を持ってくるかも含めて、考えていきたいと考えております。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  議案書、一般の95ページ、予算事業説明シートで8ページのふるさと納税促進事業についてお聞きします。予算事業説明シートを見ますと、平成25年から令和2年の間に実績としては100倍になったということで、関係者の御努力に敬意と感謝を申し上げます。  ただ、上には上がありまして、1月31日にオンライン行政視察として三重県松阪市のふるさと納税について学びましたが、平成30年度と比較して令和2年度は寄附額が2倍になったと。その要因としては、返礼品の提供者が4割増しの100社になり、返礼品も410品、受付・仲介サイトも9か所にしたと。こういうことが貢献して、非常にふるさと納税が増えましたという言い方をしていました。  明石市として、令和4年度の取組として、今も非常に頑張っていただいていますけども、近隣市でも非常に大きな効果を上げたところがありますけれど、今後の取組について、お聞かせ願えますか。 ○灰野修平委員長  藤田シティセールス推進室長。 ○藤田シティセールス推進室長兼課長  シティセールス推進室長兼課長の藤田でございます。  本市におきましても、大型ポータルサイトを含め、現在4つのサイトで運営をしております。そのうち3つの大型サイトで、市の寄附金額の95%を占めている状態でございます。委員おっしゃるとおり、多くのチャンネルを持つことで、市内外の方々に本市の魅力であったりとか、重要施策を知っていただく機会となることから、シティセールスの観点からも有効なものであると考えております。  ポータルサイトの活用につきましては、経費もかかることから、費用対効果を検証しながら、ポータルサイトの選択・活用を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  他市の事例もあるので、参考にして引き続き頑張っていただきたいなと思います。  次に、先ほども出ていましたが、議案書の99ページ、予算事業説明シートで37ページのJT跡地等活用事業というところですが、予算事業説明シートを見ましたら、JT跡地においては周辺と調和のとれたまちづくりを行うため、民間事業者による良質なマンション建設等の促進を図るとありますね。この良質なマンション建設等の促進というのは、今、進行中のあの地域ではないかと思うんですが、この点について確認します。 ○灰野修平委員長  辻プロジェクト推進室課長。 ○辻プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の辻でございます。  委員御指摘のとおり、現在開発中のマンションのことを、ここでは指しております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  この件は、もう令和4年度の目的の中からも消えているということだと理解しました。  続いて、市民の利便に資する公共公益施設の整備に向けた検討を行うと予算事業説明シートにありますが、ここが今残っているんでないかと思うんですが、戸建ては完成していますし、マンションのほうも最後の棟の建設に入っていますので、工事の資材置場として使うのは、もうちょっとしたら終わると思うんです。  それで先ほども出ていましたけども、残った土地の活用については、地元の意見も聞くとおっしゃっていますが、地元の代表なり、市民の代表なり、有識者なりを入れたJT跡地の活用の検討委員会というか、検討会というか、これも立ち上げる時期になっているんではないかと思うんですが、御見解をお聞かせ願えますか。 ○灰野修平委員長  辻プロジェクト推進室課長。 ○辻プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  委員おっしゃっていただきました協議会のようなもの、具体的に設置するかどうかまでは、まだ決まっておりません。ただ、しかるべきときに地域の方などの御意見を伺いながら、検討を進めていくのは必須と考えております。よりよい形で御意見を伺えるように、時期や手法につきましても今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  大久保の全部の校区連合で、あそこに市役所をもってきてくれという要望が2回ほど出たんですかね。我々大久保の議員もそういうことに賛同して、一緒にやって要望書を出したんですけど、御存じのとおり、大久保の地では、庁舎の位置を変更するには3分の2の議員の賛成がいるということで、これは無理だということで現在地ということになりましたが、せっかく立地のいい場所にありますので、できるだけ防災センターや市民センターとか、それから、大久保は非常に人口も多いんですが、人が集まれる場所がないもんですから、今は保健所の1階しかありません。以前は2階にホールがあったんですが、これももう使えなくなって、大久保の小学校区の新年交歓会等は大久保市民センターの3階でやっていますけど、とてもじゃないけどぎちぎちで。そういう機能を含めたところをつくってほしいんですが、検討会を早急に立ち上げていただいて、検討に入っていただきたいと思います。  次に、議案書161ページ、予算事業説明シートでは11ページのあかし市民広場管理運営事業についてお聞きしたいと思います。  令和2年度から直営になっておりますけれども、市民広場につきましては、全天候型で、天候に関係なく、ここでイベントができるということで、集客についても、近隣市からも行きたいというようなイベントがたくさんありましたけれども、これがコロナの影響もありますけれど、今、ワクチンの集団接種会場で使っていますので使えていませんが、直営にしたことによって、魅力といいますか、神戸市とか、加古川市とか、その辺りからもイベントをぜひとも参加したいというような、そういう外に開かれた来街者の多いというような状態ではないように思うんですが、御見解を伺います。 ○灰野修平委員長  藤本市民広場担当課長。 ○藤本市民広場担当課長  市民広場担当課長の藤本でございます。  委員おっしゃったとおりでございまして、現在、コロナワクチンの接種会場として使っております。それ以前もワクチンの相談コーナーを設置しておりまして、今もワクチン対策を最重要課題として対応しております。  今後の使い方につきましては、新型コロナ感染が収まった段階で検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  指定管理のときからニュアンスがちょっと変わってきて、例えば、明石市内の市民のサークルとかで練習してきたものも、そこで発表させてよというみたいな使い方の方向にいっている傾向がありますので、あの広場については、市外から来街者が来るためのイベントの会場のように、開かれたものにしたらいいと思うんですね。市民の皆さんがサークルなどで培ってきた練習の発表会のような使い方というのは、ほかにも使えるところはありますので、全天候型で天気も関係なく、雨が降ったから中止みたいなことはないわけですから、予約もしっかり取れて外部からも人が来る。その人たちが魚の棚に行ったり、駅の周辺に集まって買物や飲食をしてもらう。天文科学館も近くにあるんでそこへ行くとかいうような、窓口になるようなイベントの使い方をどうにかしてもらえたらと思います。意見として申し上げておきます。  次に、議案書の99ページ、予算事業説明シートの36ページ、先ほどから出ていますが、市役所新庁舎建設事業についてですが、私の認識としては、今は、基本設計の概要ができた時点で市民の意見を聞いて、その意見も市に集まってきて、基本設計の見直しをする段階まできたのではないかと思うんですが、この認識で合っていますか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の三牧でございます。  委員御質問の現段階の進捗でございますが、おっしゃっていただいたように、基本設計(素案)の見直し段階というところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そうしたら、見直しをして、基本設計ができたあとはパブコメをするんですか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  今、見直しの段階でございますので、今後の予定は検討させていただきますが、パブリックコメントや市民説明会につきましては、以前は中止をさせていただいたところがございますので、市民の意見を広く頂けるように、取組を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そうしたら、パブコメをして基本設計の完了が来年度、令和4年度中にできるということは、事務方としては言えますか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  委員御質問の今後のスケジュールですけれども、基本設計(素案)の見直しについては、おおむね12月末ぐらいにできれば、来年度中の基本設計の策定ができるかなと考えております。ですので、12月ぐらいをめどに、基本設計(素案)の見直しを完了したいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そうしたら、今の状態では、令和4年度中に基本設計がパブコメをもって完成すると。そうしたら、今、市長が言っていますように、明石港東外港地区再開発の地域に市役所をもってくる絵を描いていますね。ツイッターかなんかで流れていたようですが、それをやった場合はどうなりますか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  本会議で市長からも答弁がございましたが、近日中に県知事と協議をされるとお聞きしておりますので、その結果を踏まえて進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  だから、今言っている場所は立体駐車場じゃないですか、あの絵はね。それが東外港地区再開発の場所にいった場合は基本設計は間に合いますか、変更は何かありますかという質問なんです。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  移動した場合ということですけれども、確かに敷地が変わるということでございますので、基本設計の見直しというのは、移動があった場合にはそれなりに見直しが必要かなと考えておるところでございますが、建物等の検討につきましては、今の現在地のところで頂いた御意見、それから、ハザードマップの関係も、今、見直しを進めておるところでございますので、移動した場合につきましても、できる限り手戻りが少なくなるような方法を考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市長が描いた絵には芸術文化センターもあったんですが、さかなクン水族館を1階にみたいなことを描いていましたが、それをしてしまうとごろっと変わってしまうような気がしますが、見解はどうですか。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  委員御質問の水族館の件でございますが、用途がもともと庁舎ということで、事務所に近い形になりますが、それに水族館を付け加えた場合というのは、かなり大きな見直しになるのかなという理解をしております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  本会議質問の答弁、それから、今お聞きしたように、市長が描いた絵のとおりにいくとなると、令和4年度の基本設計、5年度の実施設計が危なくなってきたと思うんですね。  そうなると、市町村役場機能緊急保全事業の28億円が飛んでしまうと、そのようなせっぱ詰まったところにきていますので、委員長、泉市長に御出席頂いて、最終のところを、市長のやる気次第だと思うんですね。そこのところをもう一度確認をしたいと思いますので、委員の皆さんに市長の出席についておはかりいただきたいなと思います。 ○灰野修平委員長  先ほど、梅田委員から新庁舎の件につきまして、泉市長の出席を要求する趣旨の動議がございましたので、この動議を採決いたしたいと思います。  おはかりいたします。  この動議に御賛成の方は御起立願います。                  〔起立全員〕 ○灰野修平委員長  御着席ください。全員起立。  よって、泉市長の出席を要求する動議は可決されました。  この際、泉市長の出席を求めるため、暫時休憩いたします。  再開は午後1時50分といたします。                               午後 1時40分 休憩                           ───────────────                               午後 1時50分 再開 ○灰野修平委員長  それでは、総務常任委員会を再開します。  市長に出席を頂きましたので、梅田委員の発言を許します。  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市長、お越しいただきまして、ありがとうございます。  本会議の答弁でも、市長のほうから明確な答弁を頂けなかったということがありますので、御出席を頂きました。  まず、我々が特別委員会をし、これまでの総務常任委員会の審査の中に、一切報告のないレイアウト図がありますよね。それは、明石港東外港地区再開発敷地内に移動した市役所の配置図で、1階にさかなクン水族館をという我々が見たこともないような資料がありますが、これをやった場合に、先ほど課長から答弁を頂きましたが、それをやってしまうと構造上に大きな変化がありますので、基本設計が間に合わない可能性があるということでありました。令和5年度の実施設計、ここまでに間に合わない場合、市町村役場機能緊急保全事業の期限に間に合いません。となると、28億円の国の交付金が受けられなくなる。そうなると、今のところでは、交付金28億円、基金16億円を入れて、市の起債が104億円でできるというような今までのこの算段で、それが崩れていくわけですね。我々議員が全会一致で議決をしたのは、この市役所の敷地内で、なおかつ国の交付金が使えるようにということで急いで議決したわけですけども、市長にお聞きしたいのは、県知事と話をするとか、東外港地区と一体開発をするとかいうようなことではなくて、令和5年度までに実施設計を済ませるという市長の思いがあるのかどうかをお聞きしたいんです。 ○灰野修平委員長  泉市長。 ○泉市長  市役所新庁舎の整備に関するテーマであります。梅田委員からも御指摘いただいていますように、令和元年の10月15日付で明石市議会にて決議がなされておりまして、結論的には、市役所の新庁舎については現在地においてということの決議でございます。それを受けて、市長としても、そのとおり現在地を前提にこの間、進めてまいった経緯であります。
     この間も御説明申し上げてきた認識ではありますけど、私としては、大きくポイントとしては、市民にとっての望ましい市役所であるほうがいいわけですので、市民に喜ばれるような、市民にとってより望ましい新庁舎にしていきたいという思いと、もう一つは、コストの面ですね。市民負担をできる限り軽減していきたいという思いで、この間対応を取ってきた認識であります。そういう意味におきましては、梅田委員と全く同じ方向性だと理解をしております。  もっとも、コロナなどもございまして、いろんなほかのテーマもそうですけど、なかなか進捗の面において思うようにいっていない点は正直ございます。加えて、今、御指摘のように、いわゆる、お隣の県有地の砂利揚げ場の問題につきまして、井戸知事からも御提案いただいて、一体開発という形の中で、2020年から一体開発の方向で調整をしてきた経緯もございます。  もっとも、梅田委員御指摘のとおり、繰り返しになりますけれども、市民負担をできる限り軽減すべく対応するのは当然でございますので、しっかりと市民負担が軽減できる前提で対応を取っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市長が今おっしゃった市民負担を減らすということと、国の交付金に間に合わせるようにすることが市民の負担を一番減らすことであり、基本設計の概要ができたときに市民意見をそのあと募集しました。市民意見の募集をした経緯というか、結論について、担当部局でどういう意見が多かったのか、今、市長は市民にとって最もいい市役所というようにおっしゃいました。  南海地震がいつあるか分からないと、この30年の間に確率としては80%といったかな、非常に厳しい状態であると。今の市役所は、南海地震に対応できる耐震の状態ではありませんので、市民の皆さんが来庁したり、市の職員が仕事している場所が、南海地震が起こったら倒壊する恐れがあるというところまで言われています。それを考えると、市民の皆さんの利便性のためにも、この役所は有識者会議のときに、結論としては、改修ではなしに建て替える方向でということで有識者の意見ももらっていますし、ですから、市長に答弁を求めているのはそういうことです。どんな意見があったのか、市長は市民の意見を大事にされると言うんで、ちょっと聞かせてください。 ○灰野修平委員長  三牧プロジェクト推進室課長。 ○三牧プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  市民参画に関しましては、令和3年1月にパブリックコメントを実施しております。それから、令和3年4月に広報あかしにおきまして、新庁舎建設に当たり優先させるべき項目ということで意見募集と、2回行っております。  パブリックコメントでございますが、1点目、防災災害対策機能といたしまして、浸水した場合の避難方法、代替施設などの対策等の御意見を頂いております。それ以外にも、効率的な行政サービスの提供、環境配慮やライフサイクルコストの低減、立体駐車場、議場の市民利用の話などを頂いておるところでございます。ここにつきましては、14名の方から74件の意見ということで、数がそれほど多くない状況でございますので、そういった意見がございましたというところでございます。  広報あかしでございますが、これにつきましては、約500名を超える方からの御意見を頂いておりまして、特に耐震性に優れ、耐用年数が長い庁舎を求めておられるという御意見が全体の20%程度を占めていたと。災害時の支援や復興活動の拠点となる機能、備蓄スペースを備えているという御意見が20%を占めておりまして、比較的、市民の方は耐震性や災害対策機能、そういうところを重要視されているのかなと認識をしているところでございます。  以上でございます。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そういうことで、市民の皆さんからの声も2回確認がとれたと。1回目が、14人の方から74件、広報あかしでしたら500人というように言われていますので、市民の声というのは、市長ね、もう大体集まってきています。  私が市長に求めているのは、南海地震がいつ起こるか分からないという危険性とあと市民の声を聞く。それから、国の交付金28億円、これを議会が全会一致で、これに間に合わせることが、市民のためにも、財源の無駄をなくすためにもいいといわれているんで、市長に私が求めているのは、令和5年に実施設計を完成させて、交付金28億円を受けるんだというところの決意が市長になかったら、職員の皆さん一体になってどんと前に行けないわけですから、その声を市長からお聞きしたい。本会議でも申しましたが、市長から明確な答弁を頂けなかったんで、それをやることが最善ではないかなと思いますので、市長のお考えを再度お聞きします。 ○灰野修平委員長  泉市長。 ○泉市長  改めての御質問でありますが、率直にお伝えして、梅田委員おっしゃっていることと私の思いは全く一致していると思います。市民にとって望ましいものを、より市民の負担軽減をして対応していくということですので、そこは何の違いもないと思います。  国からの交付金の関係も、これも御案内かと思いますけど、様々な交付金について、コロナなどもありまして、国は各種延長したり様々な柔軟運用もしております。ただ、残念ながら市役所のテーマについては延長の中に現時点では入っておりません。正直お伝えすると、中核市市長会なども通しまして、そこの延長案申入れを明石市から中核市市長会にも提案もしており、一定程度可能性は感じておったんですが、残念ながら延長には、そのテーマは外れておりますので、梅田委員おっしゃっていただいているような状況を踏まえて対応する必要性は感じております。  もっとも、市長としては、この間、私もいろんなテーマについて国に働きかけをしてまいりましたが、国のほうも事情を鑑みて、一定の延長であるとか柔軟運用なども各種施策で対応してきております。この市役所の新庁舎のテーマも、ある意味、国としては、全く何もしないのであれば応援はしないけれども、着手すれば基本的には国としても一定の応援をするという趣旨における制度設計でありますので、そういう意味では、明石市としては、現に着手もし、進めているところでございます。あとは、国がどの程度延長するのか、柔軟運用をするのか。それも難しいのであれば、それはもう国が難しいという御判断であれば、明石市としては、それに応じた形でスピード感をもって結論を出してくることになろうかと思いますので、その点、梅田委員のおっしゃっていることと、私の思いというのは別にずれてはいないと考えております。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市長は、じゃあ国が今、延長をしないということははっきり言えば、スピード感をもってこの市町村役場機能緊急保全事業に間に合わせるという決意があるんですか。 ○灰野修平委員長  泉市長。 ○泉市長  とにかく、私としては、これまでもそうですけど、できるだけ市民にとっていいものを市民の負担をできるだけ抑えてやる考えの持ち主ですので、委員御指摘のように28億円という大きな数字でありますから、当然それは大変大きな数字ですから、それを含めて対応していく立場だと思います。  あとは、国に関しては私も思うところはありまして、ほかのテーマはみんな延長になっとんですよ。これだけが延長から外れていますので、この点をもう一回、私も国のほうに働きかけに行きたいとは思っております、なぜこれだけ外されたのかと。そういう意味においては、市役所についても、ほかと同じように延長さえすれば済んだ話ですから、私は大変国がけしからんと思っております。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  そうしたら、延長になった場合、仮定の話ですが、どうされるつもりですか。総務常任委員会にも来ていないようなレイアウト図が出てきましたが、これは、県の用地にさかなクン水族館を入れたレイアウトですね。これをどう考えているんですか、その辺りは。今の立体駐車場ではなくて、向こうに持っていきたいという思いが市長にはあるんですか。 ○灰野修平委員長  泉市長。 ○泉市長  前提として、市役所新庁舎をこの間、丁寧な議論、議会のほうからも御提案も頂いたり、提案をしてきた経緯がありますから、今の案がベースであることは当然だと思っております。  もっとも、先ほどもお伝えしておりますが、その後、井戸知事のほうから一体開発の御提案を頂き、当初、私としては、もう市役所も動いておりましたので、県と市の一体について正直慎重な立場でありました。県と市のタイムスケジュールがうまく合うかどうかも分からない状況で、せっかく市役所の話が前に進んでいるのにどうしようかと思っていたのが正直です。ただ、井戸知事から強い働きかけも受けまして、せっかく砂利揚げ場のところをある意味使えるようにするんだから、市役所の土地と一緒に一体でやったほうがいいのではないかというお話も頂き、私もじゃあ一体開発も含めてやりましょうかという中で、ある意味、様々な案をつくるようにという中で、明石市でつくり、知事にもお示しをしたりした経緯はあります。  ただ、あくまでもそれは本当に話合いの前提としての例えばの案に過ぎなくて、別にそちらに方針転換したわけでもありません。現状としては、既にこの間議論をしてきた案が、当然、大前提のベースだと考えており、一体開発につきましても、率直なところ、井戸知事はかなり積極的だと私は理解をしていましたけど、その後の状況の変化もありますので、ある意味、もう現実対応ということであれば、おのずから結論は出てくるものだと理解をしております。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  市長、再度の確認ですが、私と意見も一致です、一致ですとおっしゃっていますけども、令和5年度に実施設計を完成させるという市長の指示がないと動けないと思うんですね。もう日にちがないわけですから、来年度に基本設計、5年度に実施設計、そこまで行って、今、国が延長しないとしている方針を、それを延長するを頼りにしてはもう前にいきませんので、結果的に28億円はもう使えませんとなると、市民に対する大きな損失になりますので、延長を望んでいるのであれば、国のほうに行って延長できるかできないかということの声をはっきり聞いて、令和5年度までにそれやったら使えるように進めるんだと、その決意を市長から聞きたいんですよ。市長も奥歯に何か挟まったみたいな答弁するから皆が不安になるわけで、はっきりとその辺りをお答えください。 ○灰野修平委員長  泉市長。 ○泉市長  奥歯に物が挟まったというたらあれですけど、どう言えばいいでしょうか。いわゆる砂利揚げ場の県有地において、本会議で答弁申し上げましたけど、井戸知事からは、県の土地の上に県の建物ということについてはすぐにどうこうできないけれども、県の土地を提供するので市のほうで対応する分にはというような形を頂いていたものですから、率直に私としては、砂利揚げ場の土地をある意味それこそ使わせていただけるんであれば、明石市の建物をそちらのほうに建てるなり動かすなりということも含めて全体的に考えられますので、そうなってくると、現在地という概念にもよりますけど、現在地を全体で考えた場合、現在地を維持して国からの28億円は確保しながら、全体的な中で一部を例えば民間の力を借りるなどすると、より市民負担の軽減につながる余地もゼロではないので、私としては、より市民にとって望ましいものをより市民負担を少なくしたいという思いで正直この間対応してまいりました。  もっとも、繰り返しになりますけども、知事も交代されましたし、この間のいきさつからしても状況も変わっておりますので、齋藤知事とも25日に協議という形で御連絡を頂いておりますので、そこで状況を確認をし、加えて、私としては、本当は延長をしていただきたかったのが正直で、ほかのテーマは皆延長しているのに市役所だけは延長なさらなかったので、私としても正直なぜそこだけ延長しなかったのか疑問なしとはしておりません。ただ、国のお考えですから、そこを確認して、国の意思が固いのであれば、それ以上言っても、いかんともしがたいですから、やはり28億円というお金をしっかり生かす方向で対応したいと考えたいと思います。 ○灰野修平委員長  梅田委員。 ○梅田宏希委員  今の市長の御答弁について、28億円を無駄にしないという決意であったと捉えさせていただきます。  以上です。 ○灰野修平委員長  それでは、議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  再開は午後2時15分といたします。                               午後 2時09分 休憩                           ───────────────                               午後 2時11分 再開 ○灰野修平委員長  それでは、総務常任委員会を再開します。  議案第27号〔分割付託分〕について、ほかに御質疑、御意見ございますか。  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  それでは、予算事業説明シートの16ページの犯罪被害者等支援事業についてお伺いをします。  旧優生保護法の被害者等の尊厳回復及び支援を行う事業についてですけれども、被害者については、全国で2万5,000人とも言われています。書類等分からないような状況の中で、なかなか把握できていない状況があるということですけれども、私は、この被害者を探す捜査といいますか、そういうものも必要ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○灰野修平委員長  高橋政策部長。 ○高橋政策部長  政策部長の高橋でございます。  委員御指摘のとおり、被害者に係る書類等につきましては、ほとんどが破棄されておりまして、2019年の国の一時金支給法成立の前年、2018年に兵庫県が実態調査を行った際にも、実際に所在を特定できた方というのが1名のみということでございました。同じ時期に、本市におきましても被害者の寄り添い支援という形で相談窓口の設置、当事者等の団体であるあすくさんを通じて、被害者本人や御家族、支援者等への呼びかけを行いましたり、広報あかしの特集を通じた周知などを行ってまいりました。先の12月議会で可決を頂きました支援条例制定の過程におきましても、広報あかし、ホームページ等で情報提供をさせていただいたほか、あすくさんはじめ、支援者、関係機関と緊密に連携しながら対象者の把握に進めております。  条例の制定には至りましたけれども、まだまだ訴訟のほうも続いておりますし、国の一時金の支給法につきましても、5年間の期限ですとか、その内容につきましても、まだまだ今後見直していただかないといけない点もあろうかと思いますので、今後も市としても取り組んでいく重要なテーマであると認識しております。  このテーマにつきましては、被害者の肉親の方が深く関わっておられたりということで、非常にデリケートな内容を含んでおりますので、当事者本人からなかなか名のりを上げにくいテーマでもありますし、被害者が障害をお持ちの方ということもありますので、情報を正確にお伝えするでありますとか、聞き取りを行うということが重要になってまいりますので、今後も丁寧に、かつしっかりと取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  非常にデリケートな問題ですし、難しい状況もあろうかと思いますけれども、年月からすると、年齢層にしても高齢の方が多い、自分がその状況にあるのかどうかを理解できていない人もいるやもしれない。本当にその被害に遭われた方が少しでも救われるような、そのような取組にしていっていただきたいし、この間の明石市の取組であったり、今の裁判の状況であったりというので、ちょっと知れるところも増えておるかと思いますし、声を出しやすくなって、難しいかも分かりませんけれども、そういう状況もあろうかとは思いますんで、しっかり今後取り組んでいただきたいなと思います。  もう1点、予算事業説明シート18ページの市民相談事業についてです。令和2年度に行いましたこどもの養育費緊急支援事業についてですけれども、23件ということで、市内に住むひとり親家庭の子供の人数からすると、申込者の人数は少なかったということでした。来年度は、立替え期間も3か月に増えます。できるだけたくさんの方が利用できたらなと思いますけれども、対象者への周知や広報については、どのような考え方をお持ちなのか、お聞かせください。 ○灰野修平委員長  能登市民相談室長。 ○能登市民相談室長  市民相談室長の能登でございます。  ただいま御質問頂きました、こどもの養育費確保支援についての御質問でございます。  来年度につきましては、この養育費確保支援、委員御指摘の立替えの支援のみならず、取決め・立替え・差押え、入り口から出口まで総合的に支援を実施することを考えております。  対象者への周知や広報の手段としましては、従前からのチラシを作成して市民相談室や庁内関係部署へ配布することや、特に対象者の多くの方はスマートフォンや携帯電話を所有している可能性が高いことから、あかし子育て応援アプリなどで情報を配信するなど、SNSを活用するなどの方法も検討しております。  また、既にこれまで事業を利用いただいた方、こどもの養育費緊急支援事業や養育費の取決めサポート事業を既に御利用された方にも直接個別に連絡を取らせていただきまして、令和4年度から実施する旨を御連絡差し上げたり、毎年8月の児童扶養手当の現況届の提出期間の際に、児童福祉課と連携して実施しているひとり親家庭総合相談会においても、対象者の方に直接御案内することを考えております。  さらに今年度からは、外部の関係機関や当事者団体、支援者の方、対象者をよく把握されている外部の団体等とも緊密に連携を図って、対象者の方、一人でも多く周知を図っていけるように考えております。  いずれにしましても、様々な機会を捉えまして、様々な方法を用いて、対象者への周知や広報に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 ○灰野修平委員長  吉田副委員長。 ○吉田秀夫副委員長  養育費を受け取っている子供さんというのは、ひとり親家庭の4分の1程度ということです。本当にここの数字をどんどん上げていかないかん、子供の貧困につながる要因でございますので、できる限りのきちんと、離婚、そういうことがあるときには取決めが必要なんだということで、しっかりしたルールづけとか、明石市の取組をどんどんお知らせしてもらえるように、取決めが必要なんだということを全ての人に周知できるようにしていただきたいと考えます。できる限りいろんな側面からの取組を今後も行っていただく中で、一人でも救われる子供というものを、しっかり人数を増やしていく、割合を上げていく、そういう取組をぜひお願いしたいと思います。  以上です。 ○灰野修平委員長  ほかにございますか。  なければ、質疑を終結いたします。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第27号〔分割付託分〕は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○灰野修平委員長  御異議なしと認め、議案第27号〔分割付託分〕は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  その他の項について、事前に申出を受けておりますので、穐原委員の発言を許します。  穐原委員。 ○穐原成人委員  前回の総務常任委員会で、その他の項でお話をさせていただきました、井戸前県知事との図書館の件や新庁舎の件についての会議録があれば提出してほしいということで会議録を頂きました。頂いてそのままというわけにいかんので、よくよく読ませていただきましたら、市長の答弁との食い違いがあるのかなというような思いもあります。  最初に、砂利揚げ場の件は、2018年9月25日開催の会議の中で、井戸知事のほうから、中核市の町なかに砂利揚げ場がいつまでも放置されているのは、まちづくりとしてはいかがなものかと考えておるとありますね。多分これも知事がそのままおっしゃっていただいたんだろうと思います。私が知事に対して言った言葉そのままです。だから間違いないだろうという思いがあるんですが、この中には一体開発等は入っておりません。  2021年の4月13日の市長と井戸知事のやり取りの簡単な記録だとは思うんですけども、ここにも、文化会館を造ろうという構想もあるようですが、文化会館は土地をよこせとおっしゃるなら提供してもいいですから、明石市のほうで造っていただいたらとはっきり言われています。先ほどの市長の発言でありましたような明石市と県との一体開発とか、ちょっとニュアンス違うかなというところで、先週、私どもの会派の議員が井戸前知事へ内容の確認に行ってまいりました。  そういったところ、井戸知事は、図書館については、県立図書館の移転の話はしていないとはっきり言明されております。次に、東外港地区に文化施設を造る、これについては一体開発のほうが望ましいとは伝えた、で、そのあとがあるんですよ、ただ、その話をする協議会に市長が出席しなかったというのは、その会議のトップが副市長であったために市長は出席していなかった、どこでそんな話をしたのかなと。しかも、前知事いわく、どんなプランにするかの話はしていない、そもそも協議会を開いてプランについて話合いをスタートしようという話だから、具体的な内容について約束できるわけがないとはっきり前知事がおっしゃっています。話の最後には、自分の任期は7月までなのでというのも付け加えられております。  これらから見ますと、どうも市長は、本会議での答弁等も、市長御本人の思い込みによる見解が非常に強いんではないかなというような思いがいたしました。言った言わんの話よりも、これが私は事実だろうと思います。井戸前知事と話をしてきた我が会派の議員の話を聞きますと、これは前々から私どもが聞いていた話のとおりであると。ただ一人違うのは市長の見解であると。というのが私の意見であります。今回、資料を提供頂いたので、意見だけは述べさせていただきました。  以上です。 ○灰野修平委員長  これについて、ほかにございますか。  なければ、他の申出は事前に聞いておりませんので、その他の項を終結いたします。  年度末でございますので、委員長の私のほうから一言御挨拶申し上げます。  理事者並びに委員の皆様方には、今年度の総務常任委員会の運営に対しまして、御理解と慎重な審査に御協力を賜りまして誠にありがとうございました、心から感謝を申し上げます。  また、本年度をもちまして退職される方がいらっしゃるとお聞きしております。長年にわたりまして市政の発展に御尽力頂きました。本当にお疲れさまでした。今後の御健勝と御活躍を心より御祈念申し上げます。  また、新年度におきましては、まだまだ課題が山積しておりますが、議会と理事者が一丸となって市民のために取り組んでいけたらと思いますので、引き続きよろしくお願いを申し上げ、簡単で意を尽くしませんけれども、御挨拶とさせていただきます。1年間ありがとうございました。  それでは、理事者を代表いたしまして、宮脇副市長より御挨拶頂きます。  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  本年度の総務常任委員会の終わりに当たりまして、理事者を代表いたしまして、お礼の御挨拶を申し上げさせていただきます。  まずは、先ほどより、灰野委員長より入替えごとに丁寧な御挨拶を賜り、とりわけ退職する職員に対し温かなねぎらいのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。  この1年、灰野委員長、吉田副委員長をはじめ、委員の皆様には、市政運営に係る多くの重要案件につきまして、まさに市民目線と将来を見据えた長期的な視点から慎重かつ精力的な御審査を賜り、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。  また一方で、市政運営に係ることから様々な課題につきまして、厳しい御意見と御指摘を頂いた1年でもございました。私どもとしましては、これらの御指摘を改めて真摯に、また重く受け止めさせていただきたいと考えております。  先ほどは、本委員会所管の新年度予算につきまして、全員の皆様の御承認を頂いたところでございますが、新年度もコロナの状況は予断を許さないところでございますので、市といたしましては、引き続きコロナ対応を最優先に進めるとともに、新しいマスタープランに基づき、まちの好循環の流れを止めることなく、維持拡大を図り、将来を見据えた持続可能な財政運営のもと、いつまでも全ての人にやさしいまちを目指して確固とした取組を進める所存でございますので、どうか委員の皆様におかれましては、引き続きお力を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。この1年間、本当にどうもありがとうございました。 ○灰野修平委員長  挨拶は終わりました。  以上で、総務常任委員会を閉会いたします。
     お疲れさまでした。                           午後 2時28分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        総務常任委員会                        委員長  灰 野 修 平...